先日レバーの樹脂コーティングを剥がした記事を書きましたが、日曜にさっそく取り付けました。
でもハンドルの湾曲した部分には無理があります。MULTI MOUNT と名乗ってはいますが、ハンドルに通す部分は今までより幅広なので尚更湾曲部には無理。
ということで、削ります。
ちょっと角度を付け過ぎました。もっと浅い角度で大丈夫です。これだけでぐいっと10mmくらいは奥へ入ります。
インナーワイヤーが太鼓型なので買い直しました。で、セットしてみるとワイヤーエンド部ががばがば。
手持ちのアウターカップから選びます。
ジャストフィット! このブレーキ用なんじゃないかと思うくらい (^^)
でも左側は少し頭が出てしまいました。 ???
握った感じでは狙った通り今までよりしっかりしていて、引き切ることは無くなりました。引きしろが長くなった効果ですね。
近所を試走した感触も効きも良し。少し重量は増えましたが、ブレーキは操作する回数が多いですから感触と効きを優先します。
インナーワイヤーを買うにあたってエンドキャップをどうするか迷いました。残りが少なかったので。
最近のエンドキャップは首がついていてスマートさに欠けますよね。昔のようなストンと真っすぐでシンプルなものがありません。僕は首部分を切り落として、ヤスリで整えて、穴を千枚通しで広げて、と手間を掛けていました。
そんな中 taboomさんが旧来のシンプルなエンドキャップを探し当てていましたので、それを買う方に気持ちがなびいたんですが、如何せん100個は多い。
https://www.monotaro.com/p/3681/7471/?displayId=5
そこで思いついたのが収縮チューブを使うという手。ググってみると他にも同様の思いに達した人もちらほら見受けられました。
φ2mmの白を買いました。他に黒や赤があります。
以前、カンチブレーキのアーチワイヤーについての考察を書きました。
そこではワイヤーの引きしろが長い方が効きが良いというお話しをしましたが、ブレーキレバーとの相性については述べませんでした。
https://inter8.hatenablog.jp/entry/20190108/1546956605
これまでブレーキレバーはVブレーキ用のみが特別なものと漠然と考えていましたが、カンチブレーキ用とうたっていても一括りにはできないことが分かりました。
カンチブレーキの効きが良くないと言われるのは、この辺りの問題を無視してブレーキ本体とは異機種のレバーを使った結果なのかもしれません。
支点-作用点の距離は、
TECTRO FL540 = 19mm / SUNTOUR XC PRO = 24mm