幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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藤原峠-甲武トンネル

コース 143km / △2,342m
https://ridewithgps.com/routes/31905678



日曜は冷たい北風と快晴の冬らしい一日。もこもこの手袋は思えば去年は出番がありませんでした。足はリカンベントの場合つま先よりも裏が冷えます。数年前はフエルトの中敷きを入れたくらい冬は寒かったですが、ここ数年はホント気温が下がらなくなっていますね。




境川の源流近く、道路脇から覗くと細くなった川が蛇行して180°向きを変えています。ちょうど昨日のブラタモリ四万十川の蛇行の様子を見ていたので、これはプチ四万十川だ、って思いました (^^;




五日市で秋川を渡る時、追い抜かしたハイカーの人から「お、リカンベントだ。カッコイイ」と聞こえてきました。久しぶりのお褒めの言葉 (^^)

コンビニで休憩して左岸の細道へ。






製材所へ向かう急坂の途中にある薪アート。粋ですね~






2月は毎年ACFの会合へどこかで参入していますが、ブログやInstagramをウォッチしていても気配がありません。直接聞けば良さそうなものですが "どこかで会う" というのが好きなんです。会員でもありませんしね。
この日だったなら藤原峠へは行かずに甲武トンネルを抜けて、ACFご用達の上野原駅前の食堂へ向かおうと思っていましたが、察知できず。檜原役場から右折して藤倉へ向かいました。

蕎麦屋前の茅葺民家は健在。




檜原村から藤倉までは川の蛇行に沿ってクネクネと進みます。小さな集落が消えては現れ、消えては現れ。宗教団体前の車コレクションはカバーで隠されていますが、シトロエンフェラーリらしいことは分かります。一台背の高い旧車が加わっていました。




今日はいつもより進行が遅め。藤倉でお昼になったので途中で買ったパンとお握り、自販機の紅茶を飲みました。
到着したバスがしばらくして戻っていったところで僕も腰を持ち上げます。






葉が落ちて裸になった木が日差しでキラキラしていました。石垣の上の古い家屋は川や山と共に生活していたことを物語っていますね。




急坂を上って最後の民家を過ぎ、風張林道への分岐を過ぎ、藤原峠へ続く林道の入口。いつもは一息つくところですが、今日はそのまま通過しました。旧坂区間がようやく終わる水場でも、補給が必要なかったので通過。
結局峠までそのまま上りましたが、これが最後にひびくことになりました。




下っていつもの休憩ポイントへ。三頭山が正面に見える日だまりポイントです。この日は谷底に響くオートバイの爆音が聞こえてきません。とても静か。そう言えばここへ来るまで車が少なかったです。自転車も数人だけ。こんなにいい天気なのにね。






20分くらい休んで出発しようとすると、ロードが二人上っていきました。「こんにちは~」

車が少なく快適な檜原街道を下り、上川乗の信号を右折して甲武トンネルへ向かいます。
路肩に雪がちらほら残っています。藤原峠の上りよりもかなり低いんですが、降り易い地形なんでしょうね。以前もそうでしたから。




トンネルと抜け少し下ったところの東屋から富士山を見ますが、既に日の向きが変わって空の色と同化していたので、止まらずに下ります。

棡原の高原風の斜面は気持ちがいい。谷底の三差路から一段上がった台地からは、向いの集落と遠くに西丹沢が望めます。






鶴川左岸の細道で山風呂へ出ると農村地帯は終了。現実世界に戻ります。日が傾いてきましたがまだまだ快晴。




疲れが溜まってきましたので旧甲州街道のマジックアワーは見ずに帰途につきました。
町田街道でも車は少なく渋滞は皆無。いつもの1/3くらいの感じです。そのせいもあって車の嫌がらせも無く楽しい一日になりました。




07:02 出発
10:05 五日市
12:00 藤倉
13:28 藤原峠
14:56 甲武トンネル
15:45 上野原
18:34 帰宅