なんとリカンベントは雨走行も快適でした!
梅雨らしい雨が続く今季。思い返せば梅雨ってこういうものでしたよね。ここ数年の梅雨らしくない年がイレギュラーなんだ、って思うようにしています (^^;
三連休の天気予報で最も雨確率が低かった土曜に、雨を覚悟して雨具を持って終日走りに出かけました。
雨の中を車が多い道は走りたくありませんから、幹線道路は町田街道くらいにしておくコース設定です。
コース
Distance: 145.3 km Elevation: +2,106 m
午前中は薄曇りで時折青空もみせていましたが、次第に西の空から崩れてきました。
鈴懸峠はしばらく土砂崩れで通行止めでしたが、土砂を取り除いてなんとか通行できるようになっていました。
鈴懸峠の印象はあまり良くなかったんですが、ネットで見つけた情報によると馬頭観音があるとのこと。
今回はそれを確認しました。
峠脇にある法面の横に登山道がありますが、登山者が足を滑らせた後もあり、一筋縄ではいかない様子。
20mくらい助走をつけて一気に上りました (^^;
下りの定点で撮影しているとポツリポツリ、雨が降ってきました。予想より早い (>_<)
雛鶴峠に着く頃には立ち止まるのに木陰を選ぶくらいの雨足に。
トンネル出口で雨具を着ました。下も持ってきましたが気温はそれほど低くないので履きませんでした。
雨具はコロンビアのもので、胸脇にあるポケットがベンチレーションになっていて、結構役にたちました。
ただし、コロンビア独自の透湿素材の耐久性が低く、5回くらいしか使っていないのに剥離してきたので、新しいのを買わないとダメそう。
雨には下に着ているものも重要です。
アンダーシャツはミレーのドライナミックメッシュの上にユニクロのポリエステル速乾性ポロシャツ。普段はポリ綿混紡を着ていますが、雨を想定しての選択です。
ドライナミックメッシュは、網が粗く濡れたシャツの感触を肌に伝えません。ただし風があたると寒いので、雨具のポケットを開け閉めして調節しました。速乾性アンダーシャツの上にドライナミックを着てもいいかもしれません。
アンダーパンツはmonnt-bellのジオラインに、ポリエステルのハーフパンツ。この時期は雨具無しで十分のようです。
雨走行にはトラウマがあります。
高校生時分、雨具にお金なんか掛けられるはずもなく、雨走行=パンツびしょ濡れでみじめな思い。
そんな記憶があるので、これまで雨走行は極力避けてきました。
しかし…
次第に雨足が強まり、路面も完全にウエット状態の中、下り基調で時速40km超。
思いのほか快適なんです。
眼鏡をかけているので雨で視界が悪くなるのが嫌なものです。
リカンベントは寝そべっているため頭も若干上向きになるので、ハンチング帽のツバで防げるのか心配でしがが許容できるレベル。
濡れたパンツでサドルに座ると気持ち悪いものですが、リカンベントのシート(Ventisit)はメッシュが粗く不快感ゼロ。
リヤタイヤの泥撥ねは自作の簡易マッドガードが威力を発揮して後頭部への飛沫ゼロ。
フロントタイヤから膝下への泥撥ねを懸念していましたが、これは高速時に太腿裏への飛沫が少々。シューズの不快感は無し。
飛沫が前方へ飛んでから風でひるがえって顔に掛かることもありませんでした。
しかしシート下部にあるバッグは泥撥ねは避けられません。
ディスクブレーキは期待通りの効き具合で不安ゼロ。ホイールが数回転してディスク面の水分が取り払われれば何時も通りの効きです。
そして、リムブレーキで起こるブレーキシューによる黒墨がありませんので、タイヤがまったく汚れません。
電装系はヘッドライトの本体から出るコード部分が防水未加工でしたが、下向きなので浸水しませんでした。
シート下のバッグへ入れたバッテリーも水に侵されるほどではありませんでした。
慣れるにしたがって気分は上向きに。雨の雰囲気が気持ちよくなってきました。
最短の帰宅ルートではなく、秋山から前川橋を渡って綱子へ向かう余裕も生まれました。
かくして昔のトラウマは払拭しました。
帰宅後の掃除も思ったより楽で、スリックなタイヤのためか、じゃりじゃりした汚れがありませんでした。タイヤもキレイなままだし♪
その他の写真
https://photos.app.goo.gl/7djcnAkktYD6nWZ68
走行距離 142km
06:32 出発
11:22 犬目宿
13:15 鈴懸峠
14:12 雛鶴峠
15:19 綱子
18:42 帰宅