パナレーサー Ridge Line III
かつてMTBが生まれて少し経った頃、舗装路でも走り易いタイヤ(スリックではなく)が幾つも発売されていました。
センターリッジと呼ばれ、トレッド中央が連続的なパターンになっていることで舗装路での走行抵抗を少なくしていました。
幅も1.5インチくらいの細いものからありましたので、自走でアプローチを走ってからダートの林道を楽しむという使い方にうってつけでした。
近代ではMTBの走りが極端になってしまったため、タイヤは2.0インチ以上のごついブロックタイヤばかりです。
これでは舗装路のアプローチは楽しくなく、多くの人は車載で現地に向かってからMTBで走り出すようです。
ところがここへきてグラベルロードという分野が広がりをみせてきました。日本ではロードバイクに細目のブロックタイヤのイメージかもしれませんが、海外では太いタイヤを履く専用設計の自転車のようです。
これに使われるのはMTBのようなごついブロックタイヤではなく浅いブロックです。そして中にはセンターリッジもちらほら!
KENDA FLINTRIDGE Pro
SPECIALIZED PATHFINDER PRO
日本の道路は民家がある所までは舗装路が行き届いてしまいましたので、サイクリングでダートだけというのはまずありません。林道も舗装化が進み [林道=ダート] という昔のイメージもなくなってしまいました。
それでもダートを求めて走りに行くと、一日の1/3くらいはダートの中を走れることもあります。
Soma CAZADERO
グラベルロード用のタイヤは日本のサイクルツーリングには朗報だと思います!
径も27.5インチ(=650B)が豊富ですし、ごく最近になってオープンサイド(スキンサイド)の軽量で乗り心地のよいものもリリースされてきました。
僕を含め、真っ黒くろ助なタイヤに拒否反応を示すカジュアルなサイクリストの要求にもマッチします。
QUARKパスハンターは26HEですが、650B化の下地ができてきました。
日常は650x32Bのスリックで、山用には42Bのセンターリッジ♪
あ、パセラの38Bもあります!
SOMA B-Line
リカンベントにもいいかもしれません。
CruzBike T50 は前輪駆動なので今履いているスリックタイヤでは、ダートで少しでも勾配があるとスリップしてしまいます。
これを42Bくらいの浅いブロックタイヤにして空気圧を低めにしたら走れるかもしれません。
新たな光が射してきました! いやいや、リカは背中に振動がくるからダメか。サス付きのQ45ならいいかも。
こちらはTIOGAに似てます。色々ありますね~
KWICK SEVEN-5Sport