幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

変速ロスタイムと加速

脱線変速と内装ハブギヤ

内装ハブギヤに魅せられてからは、綺麗さっぱりディレイラーとはおさらばしましたが、先日友達のMTBクロスバイクに乗せてもらう機会があり、久しぶりに今時のディレイラーを操作しまた。
ちなみに最後のディレイラーデュラエース7400で、7速のインデックスをグリップシフト(シマノのレボシフト)でチェンジしていました。

一番試したかったのはシフトアップ時の反応。シフト操作してからフリーの上をチェーンが脱線して小さい方の歯へ移動が完了するまでの時間的ロスです。
メーカーはシフトダウン(小さい歯から大きい歯へ)の性能はよく謳っていますが、逆はあまり聞きません。
実際、サイクリング中に前を走る最新ロードレーサーデュラエースDi2を見ることがありますが、シフトアップはやっぱり「ガッチャン」って音が聞こえてきます。要するにスムーズな(リニアな)変速ではなく、時間ロスがあるということです。加えて言うなら、変速が完了するまでクランク数十度回さなけらばならない。

乗せてもらった友達の自転車も同様。シフトダウンの方も確認しましたが、僕が使っていた頃のディレイラーと大差ありませんでした。
クランクの回転数が低回転だと変速が完了するまでのロスタイムが大きいです。脱線変速の宿命ですね。

何度か書いていますが、内装ハブギヤ(ここではALFINEを指します)は変速時のロスタイムがとても少ないです。これは脱線変速と比べる次元ではありません。
クランクの下死点(上死点)で変速すれは「カチッ」という音と共に変速が完了し、踏み込めます。
誤解されそうなので書いておきますが、高強度でなければ踏み込み中でも変速できます。

変速のロスタイムは加速に大きく影響します。


 

スタートダッシュ

普通の前傾自転車の場合、信号待ちからのスタートでは多くの人が立ち漕ぎしています。
これは前述の変速ロスが気持ちよくないからに他なりません。踏み込みたい時にまだ変速が完了していませんから。
立ち漕ぎなら巡航時のギヤのままスタートしてぐいぐい加速していけますからね。僕もスタートではたいてい立ち漕ぎしています。

しかしリカンベントの場合、立ち漕ぎできない=スタートが遅い。という通説があります。
もうお分かりと思いますがこれには条件があります。「脱線変速の場合」という条件です。

内装ハブギヤを使っているリカンベントはスタートが速いです (^^)
闘志メラメラ状態で競争したことはありませんが、通常のサイクリング中にスタートで他の自転車より遅いことはまずありません。
立ち漕ぎで、よいしょ、よいしょ、としている間にススーッと先行します。たぶん見ている人は電動アシスト付きだと思うでしょう。それくらいスムーズです。

7速巡航のところを、3速発進。クランク1回転で4速、3回転くらいで5速、次いで6速、7速、と変速ロスタイムが少ないのでストレスなくシフトアップして加速に繋げられます。

リカンベントは高速巡航が(もちろん低速も)気持ちいいですが、内装ハブギヤを使うと加速も気持ちいいんです。

UCIから排除されたリカンベントと内装ハブギヤ。さらには古典的自転車観念からも排除されたリカンベントと内装ハブギヤ。
何にも縛られないフリーダムな自転車って楽しいし気持ちいいんですけどね。