幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

急ブレーキ

先日鎌倉から名越のトンネルを抜けて逗子へ下っていた時のこと。
左からワンボックスが右折しようと準備していました。そのドライバーは僕を発見して一時停止していましたが、その背後から自転車が出てきたんです。
僕は僅かにその自転車がワンボックスの背後にいることを確認していたので、もしやと思ってスピードを抑え気味に走っていました。
それが幸いして衝突は避けられました。距離に余裕があったので少年が乗った自転車の手前で停止できたんです。




しかし、この時に感じたのは自分で急ブレーキが掛けられていなかったこと。
距離に余裕がありましたから、もっと急ブレーキでスピードを落としていれば、回避する軌道がとれたはずなんです。対向車もいなかったし。
パスハンターだったなら、きっと出来ていたと思います。その点、リカンベントの鼓動を把握しきれていないということ。

僕のリカンベントは前後の重量比が4対3です。
急ブレーキによって後輪が浮き上がって前方宙返りになる可能性も考えられます。これに関しては以前急坂で検証して後輪が浮く感覚は掴んでいました。通常の走行においては意識的なブレーキングで後輪が浮くことはまずありません。
それでも咄嗟の時に急ブレーキが掛けられなかった。これは訓練する必要があります。

もう一つ気になったことがありました。
4対3の前後重量比のためもありますが、急ブレーキでは後輪が簡単にロックしてしまい、殆ど制動の役に立たないこと。そればかりかスリップが気になって集中力が欠けてしまいました。
それならばいっその事、急ブレーキでは後ろブレーキは掛けない方が良さそうです。
これも含めて訓練しようと思います。

因みに、パスハンターでも急ブレーキを掛ける場面に遭遇したことが何度かあります。
その時の教訓ですが、急ブレーキ時はブレーキを掛ける以外に身体を動かすことはできません。そんな余裕はないんです。
よく言われている「腰を後方に引いて姿勢を低くしましょう」というのは机上論です。

以前、横断歩道を歩いて渡っている人がいて、その後ろを通過しようとしたところ、反転して戻ってきたんです。これにはビックリしました。
急ブレーキでパスハンターの後輪が少し浮きました。人間の行動は予測できません。

咄嗟の場合、ブレーキを掛けたその姿勢のまま制動していきます。
すなわち、前傾がきつい自転車は前方宙返りする可能性が高いです。ロードレーサーの前後重量比は後ろの方が重いですが、重心が高いために一気に前方へ投げ出されることになります。

サドルに座ってブレーキを掛けた姿勢のまま急ブレーキの訓練をするのがいいでしょう。それに危険を感じるようなら、素直にドロップバーよりもアップライトなハンドルバーに交換するべきです。

ドロップハンドル愛用の皆さん、フーデッドブレーキレバーで急ブレーキ掛けられますか? 訓練しましょう!
カンチブレーキ愛用の皆さん、急ブレーキで止まれる性能がありますか? 不安であれば性能の良いカンチブレーキに換えましょう!

僕はリカンベントで急ブレーキの訓練をします。