幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

ポジション考-道坂峠

サドルを上げたり下げたり、前後させたり、ハンドルを前後させたり…
ポジション調整は自転車乗りなら誰しも行っていますよね。

でも、そのもって行きどころって?
何をもってベストポジションなの?

チコちゃんじゃないけれど (^^; 答えられる人って少ないのではないでしょうか。

違和感があるからとか、誰かがそう言っていたからとか、そんな程度だと思います。

僕が求めるポジションは一日走って疲れ難い。です。

どんなポジションにしたところで、12時間近く走っていれば疲れます。
峠の上りも一時間上り続ければ疲れます。
その時の疲労感が少ないポジションへもっていきます。

自転車でツーリングをしていて何処が疲れるかと言えば、脚(太もも)の筋肉です。
太ももには前と後ろに筋肉がありますが、「後ろの筋肉が疲れて走れません」と言う人はいないと思います。殆どが太もも前の筋肉。
上りで急激な負荷を与えた時に、こらえきれなくなってくるとか。
長時間走って乳酸が溜まってきて走れなくなるとか。

一つの筋肉をずっと使っていると疲労がたまってしまいます。
新城選手も言っていましたが、ツールで走っている時は、乗車姿勢を微妙に変えながら多くの部位の筋肉を総動員して疲労を抑えているそうです。

自転車で一日中走っていられるのは両方の脚を使っているから。
踏んで休んで、踏んで休んで、の繰り返し。踏んで踏んで、では疲労が溜まる一方です。

回して、回して、というのもありますが、僕は一日中回転重視で走れたことがないので分かりません。
平地ではリカンベントでも90rpmで走っていますが、帰宅時には回転は落ちてしまいます。

ということで僕の場合、太もも前の筋肉疲労が少ないのが理想です。

パスハンターはロードレーサーで言うところのブレーキブラケットポジション。
これで山方面(獲得標高2,000m/距離150km)を走った時の疲労感は、
中盤の峠を越えた後に太もも前の筋肉に乳酸が溜まって脚が動かなくなり、
しばらく低負荷の走りを強いられて、
終盤に乳酸が抜けてまた力が入るようになります。

サドルは一般的に言われているよりも高めです。
死点で踵とペダルにかなり隙間があります。膝が少し曲がる程度。太もも後ろの筋肉は膝を伸ばし気味の時に使われるからです。
サドルを3mm下げてみたことがありますが、太もも前の筋肉が疲労して峠の上りの途中で上れなくなりました。元に戻したら何時通りスルスルと上れました。

序盤の市街地では多少頑張って走っていますが、峠の上りでは踏んで休んで、の走り方。口を閉じたままでいられる程度です。
ツーリングなので心肺を酷使する回すペダリングはしていません。

以前ヤビツ峠のタイムトライアルをしていた時には、ゴールで脚が攣るか、貧血で倒れるか、というギリギリのバランス。立ち漕ぎは心肺機能をより多く必要とするのでできません。シッティングオンリー。
こういう走り方の時が回転重視なんだと思っています。

 ○●○●



そんなポジションのことを考えながらリカンベントで雛鶴峠と道坂峠へ行ってきました。
このコースは疲労感を測るのに丁度いいんです。

前輪駆動の僕のリカではパスハンターよりもペダルを近くにしないと、ハンドルを曲げた時に足が届かなくなってしまいます。
死点で太もも前の筋肉を労わって足首を曲げています。いわゆるアンクリング。こうすることで筋肉に優しく多くの角度を踏めます。
レースの回転系ペダリングでは否定される走法です。

結果、通いなれた雛鶴峠では余裕の疲労感。
道坂峠はそれなりかなぁ~。
中盤はリカの特徴で乳酸は溜まりません。まったく。
終盤にはやや太もも前に疲労感がありましたが、重たいリカと低回転の為か膝に痛みが出てきました。

疲労感があると、あ~疲れた、早く家に帰りたい、という気持ちになりますが、疲労感が少ないと楽しさがそのまま続きます。
そういう自転車に仕上げたいものですね。


コース
https://yahoo.jp/4oeaET


その他の写真
https://photos.app.goo.gl/tEveLQvQoPMepDh2A

道坂峠の下り(動画)
(風がうるさいので音を消してみてください)
https://youtu.be/kNbvPH9v9c0


走行距離 153km

06:52 出発
11:14 雛鶴峠
14:08 道坂峠
18:02 帰宅