スプロケットの歯飛びの原因は、スプロケットの摩耗と新品チェーンの噛み合わせ。
これに加えてチェーンがスプロケットに掛かる(噛んでいる)範囲が狭いことも要因として挙げられます。
スプロケットを新しくするのはもちろんですが、後者の対策も施すことにしました。
チェーンテンショナーの角度を調整しますが、アジャスター等が備わっている訳ではないので加工が必要です。
実は購入当初も角度が合わなかったので加工した経緯があります。
チェーンテンショナーの構造はこのようになっています。
上段の黒いスプリングの爪が掛かる穴の位置を変更することで角度を調整します。
スプリングの右側にある部品にドリルで穴を開けます。
まずはセンターポンチで穴の位置に凹みを付けます。右側が凹ませたところです。
ちなみに左は最初に開いていた穴で、中央は購入当時に開けた穴です。
最初なかなか開かなかったんですが、ドリルが逆回転していました (^^;
正回転にしたら難なく貫通。
チェーンテンショナーを組み直して取り付けると、テンションが緩すぎました。
もう一ヶ所穴を開けます。
加工完了です。
もちろんチェーンテンショナーの角度を調整するだけでなく、チェーンも一コマ短くしました。
加工前
加工後
凡そ20度くらい変わりました。テンションの張り具合もいい感じで満足のいく加工ができました。
あとはスプロケットを注文しなきゃ。