幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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パンク修理と里山散策

先週のサイクリングでスローパンクしました。
たぶん、青野原で馬頭観音の横に停めた時です。
タイヤに幾つかのトゲが刺さったので払い除けたんですが、心配は的中しました。

乗り心地を重視した軽量なタイヤにはケブラー等の耐パンク繊維をサンドイッチしていません。
そのため微細なトゲでも簡単にパンクしてしまいます。
ここ数年間のパンクの原因は、ほぼこうした植物のトゲです。年に2〜3回でしょうか。
山間部の林道や農村部の細い道ではリスクが高まりますが、こうした道が好きなので仕方の無いことです。

チューブのパンク穴はスローパンクのような小さな穴でも空気を入れて顔を近づければ発見できます。
今回は大まかな場所は分かったのですが穴が小さ過ぎてピンポイントでは分かりませんでした。
仕方なく水につけて特定し、ボールペンで十字マークをつけてパッチ貼り。

続いて原因特定と解消です。
タイヤに刺さった異物を見つけて取り除かなければなりません。
チューブの穴の箇所は分かりましたので、タイヤに装着すればどこに刺さったのか大まかに分かります。
ただし、チューブの表裏というか前後というか、向きを覚えていないといけません。

僕はチューブに印刷されたロゴマーク等を、チューブを外す時に確認するようにしています。
ホイールのスプロケット側を表にして、バルブを上に位置し、チューブのロゴが前にあるか後ろにあるか。

仮に原因究明できなかった場合でも、同じ向きでチューブを装着すれば貼ったパッチがある程度守ってくれます。

パンク修理が終わったチューブをタイヤへ入れ、パンク箇所の内側を注意深く見るも、今回は発見できませんでした。
ちなみに大きめの異物が刺さった時には空気が抜けることで黒っぽく汚れがつくので分かり易いです。
タイヤ表面をよ〜く見たら小さいのを発見しました。あまりにも小さいので抜くまでそれが原因かどうかも分からないくらい。

ここで出番となるのが毛抜きです!

そうっと掴んで抜くと、やっぱり植物のトゲのようなものでした。一安心。

毛抜きの先が丸まっていたので、次も活躍してくれるようヤスリで先を尖らせておきました。


 ●○●○


午後は久しぶりにQUARKパスハンターでポタリング
走り出しはふらつきます。リカンベントの力加減がこの二ヶ月で身体に馴染んできた証拠。
逆に普通の自転車も、踏み込みによる作用と反作用を身体が自然にいなしているということですね。


ここからは横浜市の外れ、緑区の春をご堪能ください。

まずは家から直線距離で200mにある中学同級生の敷地内の桜。
既に散り始めていますが、このくらい地面に落ちているのを好む人もいますね。


谷戸の中は春の兆し。淡い色が目に優しい。


きついピンク色もあります。


昔からの道路沿いには大きな屋敷が多く、そこかしこに桜があります。


こちらは環状4号の桜並木。これはこれで見事です。


そして若葉台の桜並木。


歩道には散った花びらがいっぱい。


上川井へ向かう旧道脇には枝垂桜。


旧R16号沿い。


三保の奥から小道へ分け入ります。
芽吹いたばかりの緑は目に優しいですね。


そしてハイライトはズーラシア裏の横浜水道沿い。
独り占め。


途中で買ったおやつで一人花見。


一風毎に花びらが舞います。
桜はなんとも風情がありますね。


戻って三保の旧道へ。
これも枝垂桜。


遠くへ目を向ければ、そこにも桜。


桜意外にも色んな花が咲き誇っています。


新治の谷戸では早くも田圃の掘り返し。


これは何というお花でしょうか。小粒で可愛らしい。


小川にも春の気配。
じきにカエルが卵を産みにくることでしょう。


市民の森の中は押して歩きます。
途中、夫婦で散歩中の方に話しかけると、小さな蝶が越冬から目覚めて飛んでいるのを見つけたとのこと。

越冬の話しから、飼っているカメが冬眠から目覚めたとか、
30cmくらいの草カメなのに4cmくらいの卵を産むとか、
僕がカニを飼っている話しをしたら興味津々でした (^^;

楽しい一時。


さあ、春です。
自転車が最も気持ちいい季節。


ダーっと走れば1時間ほどの近所ですが、のんびりと3時間。
自然に溶け込み、心が安らぎました。
この土地に感謝。