幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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リカ試走

日曜日、15時くらいに組み上がったのでさっそく試走してみました。


家のマンションの裏手には造成した畑があって車がほぼ入ってこない、試走にはうってつけの場所があるんです。
平地、直線の8%くらいの坂、カーブのある10%くらいの坂。

まずはペダルに脚をかけずに惰性で進んでみます。
おぉー、特に意識することなく乗れました。第一関門クリア。

続いてペダルを漕いでみます。
ちょっとふらつきますが、なんとか乗れました。
前輪駆動なので脚に入れた力が、ハンドルを曲げるように作用してしまうようです。

回転は思うようにできません。
内側のペダルを漕ぐと真っ直ぐ進もうとするので、バランスを崩して足をついてしまいます。ペダルを漕がず、惰性なら大丈夫。
それと、やっぱり外側の足は遠くなるので、ハンドルを大きく曲げると届かなくなります。小回りは苦手か。

直線の下りを惰性で下ったり、漕いで下ったり。
下りは時速40kmくらいで漕ぐとフラつきます。怖い。ペダルを高回転で回すのもフラつく原因になります。
惰性は問題なし。

上り。
真っ直ぐ上るのは問題ありませんが、ジグザグに上るとバランスを崩します。ペダルを漕ぎながらジグザグが無理っぽい。

片手で撮影。怖ェェ〜 (>_<)

1時間ほど走り回り、8%の坂も10%の坂もなんとか上れるようになりました。
意を決して車のいる道路へ出ることにしました。

車に抜かれる時は怖いです。ドキドキします。それは自分がフラつくから。
ヤバい時は漕ぐのを止めて惰性にすれば落ち着きます。

最初のうちは漕ぐ反力をハンドルを引いて相殺していたんですが、逆にハンドルを押して踏ん張ってみたら、こっちの方が具合がいいようです。

車道の下りで時速40kmくらい出してみました。やっぱりちょっとフラつきます。高速でフラつくと怖いです。

途中コンビニで休憩して、小1時間で帰ってきました。
疲れたぁ〜

25%の激坂は無理でした (^^;

最初の一歩としてはまぁまぁ?

しかし、小回りが苦手なのは我慢するとして、高速で走れないとリカンベントのメリットがありません。
YouTubeを見ると皆さん凄くリラックスして乗っているんですけどね。両手離ししている人もいます。
何かコツがあるのか、それとも身体が自然に慣れるのか。

これまで色んな乗り物に独学で挑戦してモノにしてきましたので、乗りこなす自信はありますが、早く乗りこなしたい。

というわけで、リカはじゃじゃ馬でした (^^;


 ●○●○


自分のことは置いといて、乗り心地について。

リカンベントの特徴である、踏み込む力を背中で受け止める、という高効率は感じることができました。
立ち漕ぎしたくなるような急坂もグイグイ上れます。早いか遅いかは別として。
同様に停止状態からの漕ぎ出しも、この調子でスタートします。

乗り心地はソフトです。アルミフレームですがカンカンした感じはまったくありません。
フレームの直線部分が長いので、ここが撓んでショックを吸収しているんでしょうね。
逆にブレーキを懸けるとお尻を下から持ち上げられます。不思議な感覚。

ディスクブレーキはすこぶる好調。鳴くこともなく利き味も始めからいい感じです。
効く力はセンタープルと対して変わりません。

コンビニ休憩で歩道へ入る時の縁石乗り越えが心配でしたが、スピードを落としてクリアできました。
濡れている場合は更に慎重にせざるを得ませんが。

重量はアクセサリー無しで14.5kg
完成車販売しているものが15kgくらいでしたので、ALFINEを使ってこの重量ならよしとしましょう。

気になる前後の重量配分ですが、乗車した状態でおよそ4:3でした。
思っていたほど前輪過多ではありませんでした。これなら急坂の下りでも心配なさそう。


まだリラックスして乗ることができないので、高速が気持ちいとか、下りが気持ちいいとか、空を仰いで気持ちいいとか、メリットを感じられませんが、必ずリカを乗りこなして別世界へ行きます!