幅員5.5m未満をゆく

静音の心地よさ

自転車は動力がありませんから、他の乗り物に比べてとても静かな乗り物です。
それでも機械ですから無音ということはありません。様々な部位から音が発せられます。


とりわけ耳障りなのがフリーのラチェット音ですね。
ただ、フリーの種類によって音が違っていて、好き嫌いがあるようです。
かつて使っていたデュラエースのボスフリーは心地よい音色でした。


次いで大き目な音というと、チェーンとプーリーやフリーが絡む音。
チェーンオイルが無くなってきたり、乾いたタイプの潤滑だと音が大きくなります。
多少粘度のあるオイルだと静かです。

フリーのラチェット音はクランクを回していれば聞こえませんから、チェーンの音を解決するだけでだいぶ静かになります。


続いての音はタイヤでしょうか。いわゆる走行音。
車では結構気にするようで、タイヤメーカーは音の静かなタイヤをアピールしたりしていますね。

自転車の場合はブロックパターンでない限りはそれほど大きな音にはなりませんが、細目のタイヤを高圧で走ると「スコー」って聞こえてきます。
これはこれで心地よかったりします。


あと、好きな人はまずいない、ブレーキ鳴き。
主にブレーキシューの硬さとブレーキ本体の構造によるものです。
同じブレーキでもブレーキシューを柔らかいものにすると鳴かなくなったりします。

制動する時にリムを擦る音も嫌ですね。冬場はゴムが硬化するので音も大きくなるようです。
アルミ片を噛んだ時の感触も嫌なものです。


僕が使っている内装ハブ(ALFINE)はラチェット音がしません。プーリーもありませんからとても静かです。


自転車の心地よさは、静かなことと、惰性で進むことだと思っています。
気に入ったロケーションの中をスーっと静かに進む時、なんとも言えない幸せな気分になります。