幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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雨サイ後の整備

先週の雨サイでの汚れは当日に簡易的な掃除をしましたが、改めて見ると汚さが目立ちます。
得にタイヤとチェーンが酷い。
チェーンの伸びがMax近くなっていたので交換することにしました。

写真のエンドはカンパのスモールサイズロードエンドです。
汚い写真ですみません。


ディレイラーレスの場合はトラックエンドを使う場合が多いようですが、美しさはロードエンドの方が上だと思っています。ディレイラーブラケットはもちろん切断して綺麗に処理してもらってあります。

ロードエンドには写真のようにネジが備わっていてシャフトの当りを調整できます。
僕の場合はこのネジの出具合を目安にしてチェーンの交換を行っています。


しかし、今回はチェーンが伸びるのが早いように感じていました。
ふと、スプロケットを見ると…
なんと歯厚の半分しか磨り減っていません。
またまた汚い写真ですみません。


これではチェーンにもスプロケットにも掛かる力が倍増してしまいますね。
伸びが早く感じた一因かもしれません。

過去に交換したスプロケットを見てみると。
若干のバラつきはありますが、半分しか当っていないものはありませんでした。


実はこのスプロケット、ネットで最安値に手を出してしまったため、バッタもんぽかったんです。
製品パッケージにはGENUINEとありましたが、今までのものとは刃先断面が異なるのが分かりました。
良く見るとGENUINEと書かれた印刷物のデザインも微妙に異なっていました。

買った当時は、使うことで何か不具合が出るのかなぁ、と思ったものでしがが、今回こうして当り面が半分しかないことが判明しました。
ネット通販では最安値には手を出すべからず!

ただ、幸いにしてスプロケットを横から見た減り具合はまだ大丈夫なので交換は見送りました。

チェーンの伸びはというと、この通り。半ピッチ強の伸びでした。
僕の経験ではこれがMax。これ以上伸びてしまうとスプロケットとの噛み合いが悪く、スプロケットから嫌な音が発生します。


新しいチェーンはグリスでベトベトなので灯油で洗ってしばらく干してから装着です。
だいたいチェーン三本でスプロケット一つの割合で交換しています。
上の写真で使用済みのスプロケットが5枚ありますので、チェーンは15本くらい消費したことになります。
WIPPERMANN一択 (^^;

ちなみにチェーンリングはスプロケットよりも消耗が少ないので三枚目くらい。
チェーン交換と同時に綺麗にして減りを確認しています。
5ピンはアルミを使っていますが、何度か割れたことがありますので、これも要チェック。
リングは錆びが出ていたのでピカールで軽く磨きました。


続いてタイヤ交換です。
雨サイでかなり黒くなってしまったのと消耗もあったので交換しました。
このタイミングで確認しようと思っていたことを実行します。

先日購入したリカンベント用の650Bリムに、今の26HE用のリムテープとチューブが装着できるかどうか。
最近華やぐ650Bですが、リムテープとチューブは意外に選択肢がないんです。

まずはリムテープPanaracer Poly-Lite です。
数年使っていますので伸びていることもありますが装着できました。
幅は18mmですが、これも大丈夫でしょう。
今のMAVICのリムも同じような断面ですが、最初に15mm幅のリムテープを買って装着したところ、少しのズレでニップル穴が見えてしまってダメでした。
リムテープは迷ったら太めがいいと思います。


次にチューブ。
こちらは Panaracer R-Air 26HEx0.9-1.25 / 650x23-25C です。
650Bのタイヤは32Cなので入るのかな? と思っていたんです。

26HEリムには空気無しの状態でゆるゆるですが、650Bリムには少し空気を入れた状態でこんな感じです。
問題ないでしょう。


という訳で650Bで細いタイヤを使いたい場合は、上記の組み合わせが良さそうです。
ただしメーカー推奨ではありませんので、ご自信の判断で使うことになりますが。

グランボアのチューブ L'aile は 650×32-42AB で118g
パナの R-Air は 70g
軽量タイヤ シプレ エクストラレジェ の性能を生かすにはこのチューブがよさそうです。