腰の調子がだいぶよくなってきたし、毎週走って調子も把握できたので160kmオーバーの奥多摩へ行ってきました。
青梅からはマイペースで(のんびり)走って今回は古里のコンビにで休憩します。
脚に力を入れなかったのでお尻が痛くなってしまいました (^^;
奥多摩駅に着くとお祭りの賑わい。
奥氷川神社際で境内から聞こえる笛の音にひかれて自転車を止めて覗いてみました。
奉納の儀が行われていたようです。
奥多摩湖(小河内ダム)までは「奥多摩むかしみち」へ入ります。
車道は交通量が多くて道も狭いので走りにくいですし、トンネルも多いので。
最初の2kmくらいは自転車には不向きなのでスルーしますが、この区間はダム開発時に使われたトロッコ軌道やトンネルが残っているので鉄ちゃんには楽しめると思います。
途中数百メートルくらいダートが残されていますが、よく締まった道なのでロードの人も時々見かけます。
春や秋はハイカーが多いですが、この日は4〜5組だけでした。たいていは道いっぱいに歩いていますので、この時ばかりはベルを鳴らします(少し手前から)。
奥多摩湖の駐車場はいつ来ても車とオートバイでいっぱいです。
途中でBMW2002ターボを見かけたんですが、さすがにもういませんでした。残念。至近距離で見れるチャンスでしたが。
雲行きが怪しくなってきました。
天気予報では傘マークはなかったのに…
湖畔を進んでいる途中でとうとう降ってきたので、古い店先で雨宿り。
空は雲の濃淡があるのでそのうち止むだろうと思ってベンチでうとうと…
ネットで調べたら奥多摩から鶴峠の先まで雨域になっていましたが、空を見ると行く先は明るかったので期待します。
少しの時間でしたが夢うつつ、目覚めると雨脚が弱くなっていいました。
路面は完全に濡れて水溜りもできていますので、以前作った簡易マッドガードを装着。ようやく試す時がきました
(^^;
見てくれは良くありませんが背に腹はかえられません。
しかし、これが思った以上に効果を発揮してくれました。身体にまったくしぶきが当たりません。
当初の目的は時速20kmくらいで走れればいいくらいだったのですが、普通に走れます。快適♪
後輪は前輪から飛散するしぶきでビショビショになってブレーキが利かなくなりますが、BB下にかなり伸ばした作りも効果絶大。
水溜りではさすがにダメですが、それ以外ではブレーキも良く効きます。
湖畔を過ぎる頃には雨は止み空も幾分明るくなってきました。
鶴峠の上りはローでのんびり。しっとり静かな山の雰囲気を楽しみます。
峠の向こうも空は明るく、下で見た予報でも麓の上野原界隈は雨域ではなかったので大丈夫でしょう。
少し下った所のいつもの東屋で休憩し、おにぎりを補給します。
水道があるので汚れたメガネも洗いました。スッキリ♪
飯尾、西原、初戸、沢渡と快適に下って棡原。
おや、また空が暗くなってきました (+_+) 再び民家の駐車場で雨宿り。
行く先も雲が厚く止みそうにありません。雨脚強し…
しかたなく覚悟を決めてウィンドブレーカーを着て走り出しました。
奥多摩の雨は一時的なものでしたが今度は本降り。濡れ鼠です。
まぁ、家へ帰るだけなので気楽ですし、おにぎりも一つ残っているので途中でお店へ寄る必要もなし。
ただ、左膝が痛み出してしまいました。先日は右膝だったのでやはり規則性がありません。
ここ数年は年に一度痛むかどうかだったんですが、腰を痛めてから一ヶ月に2回ということは、腰が影響しているのかもしれません。
身体のバランスが崩れているということでしょうね。
雨中走行はブレーキが重要ですね。
リムが濡れるとどうしようもありません。水が弾き飛ばされるまでブレーキレバーを握り締めます。
前ブレーキは直ぐに効き始めますが後ろはダメです。
ツーリング車なら、前輪が跳ね上げるシブキが後輪に当たらないよう、マッドフラップを地面ぎりぎりまで長くするのが効果あるでしょうね。
でも日常では縁石を降りる時などに擦ってしまいますから、着脱式がいいかもしれません。
びしゃびしゃの下りで思ったのは、前のマッドガードは前方に長い方がシブキが跳ね返ってこなくていいな、と。
もう一つ重要なのは視界確保です。
裸眼の人は大丈夫でしょうけど、メガネな人は工夫が必要です。
僕はハンチング帽なのでツバを低く被れば雨が当たるのはメガネの下半分だけ。メガネのレンズが大きめなのも効果があります。
ヘルメットの人はサイクルキャップを用意しておくのがいいと思います。
自転車はマッドガード付きのツーリング車、そして雨具はポンチョが一番なのかもしれません。
汚れないし、濡れないし、蒸れないし、サッと脱いでお店に入ることもできるでしょう。
でも、着脱式の簡易なマッドガードにも利点があります。帰宅してからの掃除です。
外して雑巾で拭くだけで完了 (^^; (負け惜しみ)
しかし、ブレーキシューによるタイヤの黒墨汚れには閉口します。
疲れた身体に鞭打って30分かけて掃除しましました。そうしないと家の中へ入れられませんから。
結局、雨は自宅に近い町田駅まで降り続けました。
これまで夕立で濡れることはありましたが、こんなに長時間の雨天走行は何年ぶりでしょう… たぶん高校生の時以来。
夏はまだいいですが寒い季節は避けたいですね。
その他の写真
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走行距離 165km
06:30 出発
10:32 奥多摩
13:39 鶴峠
18:05 帰宅