フランスではランドナーの祭典 Concours de Machines が開催され、レース界でも Tour de France もスタート。
しかし、町田街道には日曜だというのにサイクリストを見かけません。
しかし宮ケ瀬ダムに近づくとロードが異様に増えてきました。
クリテリウムレース(イベント?)が行われていたようです。
ダムの辺りにはウォーミングアップらしき集団がいましたが、先頭はなぜかランドナーが引いていました。
どういうグループなのかな?
ヤビツ峠方面へ右折すると静かな時間となります。
アウトドアブームだった頃は川遊びに車がたくさん入って渋滞することもありましたが、今では車もオートバイも少なく、一番多いのはサイクリストになりました。
減少傾向は否めなくも、ヒルクライムのメッカであるヤビツ峠には相変わらずトレーニングに来るサイクリストは多いです。
そして時間が経つにつれて裏へと下ってくる人も増えてきます。
前夜の雨でしっとり濡れた路面をゆっくり進み、札掛けからやや勾配がキツくなるも、ほどなく菩提峠の分岐に到着。
菩提峠はすっかりパラグライダーの飛行台になりました。
前回は表丹沢林道を走りましたので、今回はそのまま横切って菩提へ下りました。
菩提の万屋は健在。缶コーヒーを買うとちょうどお店のご主人が出てきたのでしばし世間話しをしました。
三廻部から中山峠の手前ではロードが倍くらいのスピードで抜かして行きます。
僕の自転車は重たいですが、それよりも体重が増えたことが原因かな (^^;
寄は「やどりき」「やどりぎ」と最近は呼ぶようですが、僕が初めて聞いた発音は「やどろぎ」でした。
沢沿いに上って行った小さなキャンプ場に「やどろぎ」と札が掛かっていて、あぁ、やっぱり「やどろぎ」でいいんだって思いました。
シンボリックな赤い橋を渡ってゲートを抜けると路面は荒れ気味。
どこも同様ですが、車が通らないだけで小石や枝がたくさん、ちらかり放題です。
車が通るからといって清掃しているわけでもないでしょうが、道路が生きている感じがしますね。
逆に通らなくなった道からは生気が感じられなくなり、自然に帰りつつあるように思います。
秦野峠に着くと、石碑の裏でガサゴソ。おじさんが顔を出して「こんにちは」
一時間ばかりまどろみましたが寝つけませんでしたが、そろそろ下界の暑さも収まった頃とみて腰を上げて虫沢へ向かいました。
以前行ったシダンゴ山の肩を過ぎるとフラットなダートになりますが1kmもしないうちに終了。
こんなダートならもっと続いて欲しいのに…
中盤くらいの勾配が急な区間にもダートが残っていますが、急なところは水の流れで路面が荒れています。
虫沢からはいつもなら激坂を上ってゴルフ場峠を越えるんですが、今日は身体がそれほど坂を求めていなかったので迂回しました。
悲しいかな、すり鉢状の地形の小さな萱沼地区は、峰の部分をゴルフ場で囲われてしまっています。
もう一つのゴルフ場峠を越えて、激坂巻貝を見て、隣の集落へ入ります。
八沢、柳沢地区は萱沼より広いすり鉢状の地形。ここもゴルフ場が峰にありますが、入口が集落の外を回っているので静かさが保たれています。
夕刻の田舎の雰囲気はいいものですね。
現実に戻って渋沢からはR246を車の流れと共に帰途につきました。
その他の写真
https://goo.gl/photos/FyAdwYXew9buXdAM6
走行距離 137km
07:05 出発
10:52 菩提峠
13:29 秦野峠
18:30 帰宅