幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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刈場坂峠

同じような距離と獲得標高であっても、体調は毎週様々です。
走ってみないことには分かりません。
その道で頂点を目指している人達はどのようにコントロールしているんでしょうね。

調子のパターンは大きく分けると四つあります。

1.終日に渡って疲労感が少ない
2.前半は調子がいいけれど後半にばてる
3.前半に調子がよく中盤に悪くなり、後半に回復する
4.終日、身体が重い

この日は3のパターンでした。


出発して八王子辺りまでは奥武蔵の南部にある小つぶの峠をパスハンティングする予定でした。
地図も持って出たんですが、天気もいいし、土曜だし、ライトとバッテリーの具合もみたいし…
そうだ、以前崩落で行けなかった刈場坂峠へ行こう! と予定を変更しました。

コース


飯能を過ぎ、越生を過ぎ、ときがわ町まで、多少のアップダウンはありますがほぼ平坦な道。
町田街道桜美林で朝食休憩しただけで、ノンストップで飛ばしてしまいました。
気がついた時には遅く、脚に疲労が溜まってしまいました。
平地や緩くだらだらした上りの道は苦手な体質なんです。

ときがわ町までくると、それまで殆ど見かけなかったサイクリストがうようよいます。
やっぱり埼玉は多いなぁ。でもツーリストは僕だけ。

ヘタった脚をだましだまし走ります。
白石峠へアタックするロードを横目に、僕は刈場坂峠を目指します。
ロード達もがくんと減り、落ち着いて走れるようになります。


前回の崩落現場。
やっぱり上部の旧道は寸断されていました。


高篠峠への分岐を過ぎるとめっきり交通量が減ります。
刈場坂峠は古くからサイクリストに人気のある峠でしたが、ときがわ町側の道の情報は目にしたことがありませんでした。
そんなおり、ご近所ランドナーのPさんが走った情報があり、後を追って僕も上ってみたくなったのです。

奥武蔵は植林が多いのでこの道も期待はしていなかったんですが、広葉樹の自然林が残されており、明るいイメージの道でした。



途中、多摩方面から来たというロードのツーリストと抜きつ抜かれつしましたが、お互いマイペースで休憩や写真撮影で休んでいるためです。
他には下ってくるロードが数人いたくらいで、静かな道です。
脚は相変わらずパンパンな感じ。大した坂じゃないのになぁ。

ようやくグリーンラインへぶつかり、ほどなく刈場坂峠に着きました。

いつもいる軽ワンボック喫茶から、オジサンが「こんにちは〜」と声をかけてくれたので、気をよくしてコカコーラをいただきました。


30分ほど休憩し、正丸へ下って天目指峠へ上り返しました。
ここ数年で一番キツかったですが、なんとなく復調のきざしも見えてきました。

名栗へ下って水場で腰を下ろして、ここでも30分くらい休憩しました。
壁にもたれてウトウト…

やっぱり脚を水平にして休むと復活します。小沢峠を上る元気も出てきました。
青梅へ出た時にはかなり復活し、快調に走れるようになりました。


そうそう、ライトのバッテリーが選定できたことで、ようやく本格的に実戦投入です。
事前テストでは、スタンバイ状態(バッテリー電源ONで常時通電状態)でも11時間でバッテリー消費が殆どありませんでした。
後半のトンネルが多くなる名栗以降でスタンバイ状態にして、トンネルで点灯。

モードの使い分けは、
なんとなく日影が多くなってきたらストロボモード。
薄暗くなってきたらローモード。
更に暗くなったらハイモード。

この使い分けで3時間くらい使いましたが、バッテリーは1/3くらいの消費でした。
予備でもう一つ買うかどうか迷うところです。

この季節だと真っ暗な田舎道を走ることはありませんので、街中ではこのライトの明るさをもてあましてしまいます。
でも、純粋に明るいライトは使って気持ちいいです。

あ、そうだ、来週はナイトランする予定が入っているんだった (^^)


その他の写真
https://goo.gl/photos/MEKjfv6QMbkGRWjn9

走行距離 166km

06:48 出発
10:39 ときがわ町
12:00 大野
12:57 刈場坂峠
14:24 天目指峠
19:05 帰宅