幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

記事の検索  | 最近のコメント  | この記事のコメント 
記事の一覧  | カテゴリー  | 月別アーカイブ  | 過去記事一覧 |  

雛鶴峠 - 二十曲峠

梅雨前のカラッとした天気の今日この頃。
雨でどんよりな週末が続くようになる前にがっつり走ってきました。

コース


ここ数週間は力の入ったコースだったせいもあり、出だしから脚がよく回りました。
平地スピード走のポイントである町田街道の木曽付近。凡そ2kmの直線は信号のつながりがよく快調に飛ばします。というか、しんどいですがガマンして飛ばします。
次にひっかかる信号は調子がいい時にはパスできるんですが、100m先のその次の信号は今だかつて越えたことがありませんでした。
快調な脚は時速35km超でこらえてくれて初めて超えることができました。息絶え絶えでケルビム前で信号ストップ。
でも快調なのはあくまでも自分比。山間部へ入るとロードレーサー達にパスされまくります。
最近は山方面を走るレーサー達のなんと速いことか。僕の倍くらいの速さでガシガシ走って行きます。
追いかける気にもなりません。


次第に脚に疲れを感じてきた頃に雛鶴峠に到着。
「峠の茶屋」は一時は朽ち果てそうでしたが、最近はどなたかが改築して住んでいます。ヤギと一緒に。
そしてこの日はヤギが二頭になって峠手前の草むらに繋がれていました。
「メェェェェェ〜」と呼んでみるも、一心不乱に草を食べていてカメラ目線になってくれませんでした。


爽快な下りを終えてコンビニで少し早い昼食にしました。
もう夏仕様になっているので食事はもっぱらコンビニ頼りです。冷やし中華をいただきました。


二十曲峠の上り口までは国道を避けて中央高速沿いをのんびり進みます。
直ぐに深い谷が立ちはだかって街中へ戻されましたが、水路脇に良さげなプロムナードを見つけました。
この辺りは富士山から流れてくる水が豊富なんです。

ゴーゴーと流れるその先に大きな水車がありました。「元気くん2号」だそうです。
強い水の流れを見ていると血が騒ぐのは若い頃にカヤックをやっていたからです。でも水路は無理ですけど (^^;


2号ということは1号がいるはずと思い、進みます。

あったあった、これが1号だな。
おーっと、これは素晴らしい! サンダーバード4号ばりの巨大なスクリューがぐるぐる回っています。
どうせなら4号にすればいいのに…、黄色にして。


と思ったら「元気くん3号」でした。(-.-)
1号はもっと手前ってことか。次回のお楽しみにしましょう。


サプライズを楽しんだ後は二十曲峠の上りです。
昼を過ぎてから上る標高差600mはいつ来てもキツイです。

最近はロードの人達にも人気なのか、この日は3人のロードとすれ違いました。
ダート区間は短いから大丈夫でしょう。


大きな谷を詰めて行くんですが、その最後の詰め部分がキツイ。1kmほど12%くらいの勾配が続きます。
回り込んで川を渡った所で道に座って休憩しました。

山を巻くようになると水平にアップダウンを繰り返して二十曲峠に着きました。
この日は「忍野トレイルレース」という大会が行われていて、峠がエイドステーションになっていました。
もう時間的に終わる頃でしたが数人が尾根を下りてきて忍野方面へ下っていきました。
ボランティアの方達が「お疲れ様でーす」と連呼していましたが、横浜くんだりからヘロヘロで上ってきた僕にはまったく無関心。あたりまえですが。


寒いのをガマンして忍野へ下ると気温が上がって心地よくなりました。
そして風が強くなります。
山中湖畔は湖特有の風がますます強くまいります。

道志入口のコンビニで補給して帰路へ。
ヘタった脚を軽いギヤでくるくる回して山伏峠を越え、長い長いダウンヒル

ロードの気配を感じたので道をゆずり、直ぐに追走!
上りは遅くても下りは…

下りコーナーは30mm幅のタイヤとオールランダーバーでだんぜん有利です。
ただ、僕のトップギヤは下りでぶん回しても時速60kmがやっと。
それでもロードに追いつくということは先方はあまり飛ばしていないってことです。

道坂峠分岐の信号で先へゆずられました。
どうやら後続の仲間を待つようでした。

その後、月夜野の水場手前の上り返しで抜かれ、
先方が水補給のところを抜き返し、
青根の上り返しでまた抜かれ、
下りでまた追走したら脚が攣りそうになりました。


青野原のコンビニで大休止してから帰途につきました。


その他の写真
https://goo.gl/photos/gRBRsDB6ecSX6iRBA


走行距離 186km

07:14 出発
11:00 雛鶴峠
12:40 鹿留入口
14:42 二十曲峠
16:00 山伏峠
19:13 帰宅