背面の十字ボタンが無くなり、その分がタッチパネル化されたG9X。
実際のツーリングでの使い勝手はどうなんだろう、との思いでGWの信州二日間を走りました。
結論から言うと、まったく不満はありませんでした!
指切りグローブだからということもありますが、タッチパネルの操作は直観的にできますし、メニュー体系が以前のS100から継承されている部分が多いためでもあります。
ツーリング中のスナップ撮影では主に「P」モードで露出補正するのが基本です。
これに加えて、走行中の流し撮りを「Tv」モード 1/40秒 くらいに事前にセットしておいて撮りました。
デジタルズームも積極的に使いましたが画質の変化は許容範囲。
期待した望遠の圧縮効果も出せました。
1インチセンサーで広くなったダイナミックレンジもいい感じ。
ソフトの特徴を知るためにカラー設定はデフォルトにしましたが、帰宅してパソコンで見るとコントラストとシャープネスが強い感じがしました。
今後はこの二つを弱めにしたカスタムカラーで撮ろうと思います。
コントラストを低く抑えると高コントラストな場面で明暗部がより見えるようになる利点があります。
もちろんキリッとした絵にはなりませんが、最近はそいうのが好みなんです。
若い頃はリバーサルフィルムの派手な色に感動してよく使っていましたが、歳とともにネガフィルムっぽい淡く柔らかい絵が目に優しく感じるのです。
後は秋の紅葉の色がどのように出るか、雪のホワイトバランス設定はどれが合うか、などですね。
そうそう、ボタン類が小さくて押し難くなりましたので、グローブをするようになったら何か対策しないといけません。