フランスにもパスハンティング?
パスハンティングは日本固有のものだと聞いてきましたが、あるブログの文章を読んだとき、もしかしたらこれも海外発端なのかも。と思いました。
個人的には日本固有であって欲しいという思いはあります。
そのブログはフランスの古い書物を翻訳して載せています。
「1968年 −担ぎ−」というタイトルに惹かれて入ってみると…、そこには正に日本で言うパスハンティングと同じ趣向のものが載っていたのです。精神的な部分も似ています。
ただ Pass Hunting という文字は使われていなかったようです(翻訳文しかありませんので)。
日本固有かどうかは置いておいて、山の峠道をツーリングするスタイルが日本のみならずフランスにもあったことがとても嬉しいです。
翻訳していただいたブログの方に感謝です。
ホームページ
Ancienne Bicyclette
https://blogs.yahoo.co.jp/ancienoutil
「1968年 −担ぎ−」のリンク先
ミロワール・ド・シクリズム 1967年 巻末文
https://blogs.yahoo.co.jp/ancienoutil/9370365.html
そんな嬉しさもあり、お手軽な御林峠へパスハンティングに出かけてきました。
平野部ではだいぶ新緑が濃くなってきましたが、郊外から小高い山は芽吹いた淡い色の緑で溢れています。
かつて馬が登った古道は自転車を担ぐほどではなく、急斜面は九十九折で勾配を緩めています。
この山域はヒルに侵されていないので、峠では腰を下ろしてお気に入りのコンロで昼食をとれました。
下った和見集落は山に囲まれた高見にひっそりと佇み、入口から見る集落は桃源郷のようです。
ここでも腰を下ろして甘いものを食べてゆっくりします。
立ち止まって時間が経過することで周囲に溶け込み、馴染むことができます。
サイクリングはその土地によって特有のスタイルが形成されていくものです。
本来は快走用だったランドナーが日本では峠主体のツーリング車に変わって行きました。
更に車道のない峠へ自転車で入るようになってパスハンティングというスタイルになったものと思っています。
上記ブログ(担ぎ)にある写真からその人の走り方を想像するのも楽しいです。
その他の写真
https://goo.gl/photos/AHewQ5kVNmrufAR48
06:45 出発
10:22 用竹
11:34 御林峠
12:47 和見
13:41 桑久保
15:33 綱子
18:20 帰宅