幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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浦安峠(道志)

道志というと山伏峠がロードのトレーニングとしてメッカになっていますが、他に道坂峠や巌道峠がサイクリストには人気ですね。ダート好きならば犬超路もお勧め。
もちろんこれらの峠は経験済みですので、今回は唯一の空白地帯へ行ってきました。
道志の南東、道志川で言うと右岸の山域。大室山から加入道山、菰釣山(こもつるしやま)へ続く尾根の山腹にある「浦安峠」です。
この山域というか西丹沢は暗いイメージがありましたが、予想に反してとても明るい地域でした。

Google Earth

ルートラボ
http://yahoo.jp/WHS2xu


満開の桜は先週浴あびるほどに見てきましたが、平野部から距離がある道志ではまだ見頃でした。
新緑は月夜野付近でようやく色づいてきていますが、これより先はまだ冬の木々です。


月夜野から先の道志みちは一本調子なので地図上の林道入口がどこなのか、風景のイメージが掴めませんでした。こまめに地図を確認しながら進むと、結局ACF御用達の日野出屋さんの前が入口でした。


室久保川沿いに進み、地形図で道が実線に変わるところからはダートになりました。


事前に調べた情報では林道ゲートがあるはずですが、オートバイが数台上って行きました。少々鬱陶しいですが、彼らも少なくなったダートを楽しみにきているので仕方ありません。

中間地点に分岐する林道があり、これも麓まで繋がっていますのでいつか走ってみたいです。
勾配は比較的緩いので道の状態もよく走り易いです。幅1.25インチのタイヤでも十分楽しめます。


抜かしていったオートバイは結局全て戻ってきました (^^;
ゲートはオートバイの進入を拒んでいますが、自転車やハイカーは黙認です(そう思っています)。
近くトレラン大会があるそうなので、この日は避けた方がいいでしょうね。


ゲートからほどなくして浦安峠です。
大きな切り通しは崩れ易い岩のようで、一面が白く眩しいのが印象的。
残念ながら展望はまったくありませんが、風が穏やかで暖かくゆっくり昼食をとれました。


城ヶ尾峠の登山口は浦安峠からしばらく下った所でした。
道標に50分とありますので、自転車を担いで登ると1時間半くらいでしょうか。
ここを超えると丹沢湖へ緩い勾配の登山道が続いているのですが、その山域は厳重に自転車の入山を拒んでいますので、今後も入ることはないでしょう。


道の駅付近へ下りつき、後半は山腹の林道を行くことにしました。
先ほど入った日野出屋さんの所を再び入り、山腹の林道に取り付きます。
道志みちから100Mほど高いところを、いくつかの集落を繋ぐように道が続いています。しかし、いつもの集落巡りのような趣きはなく新しく開拓したような雰囲気で期待はずれ。

最後の大室指地区だけは落ち着いた昔ながらの集落でしたので一休みしました。
ここは巌道峠からよく見下ろしている所です。


道志みちへ下り、月夜野、青根、へ立ち寄って帰途につきました。


その他の写真
https://goo.gl/mI4VMT

走行距離 136km

06:35 出発
10:20 林道入口(日野出屋)
11:33 浦安峠
13:54 大室指
18:12 帰宅