幅員5.5m未満をゆく

たわみ

追記↓> 

クランクへ伝わる力は強〜弱へ変化していきますが、弱〜ゼロの部分で反発が戻ってきます。即ち推進力になるはずです。ゼロになってから戻ってくるのはロスです。
立ち漕ぎの場合クランクへ伝わる力は弱〜強へ変化してい、最強の時に(下死点)クランクとBBとフレームがたわみ、その後に反発が戻ってきます。この場合には推進力になりませんのでロスでしょうね。ただし、戻ってきた時に足が押される感覚(バネ感)はリズムとしては有効でしょう。

追記↑> 


最近のパーツは“たわみ”が極力少なくなる設計のように感じています。
フレームは立ちこぎでペダルに力を掛けても横方向へたわまないようハードに。
クランクもこれに同調するように、且つ踏み込む方向にもたわまないように。
BBシャフトも捩れないように。

フレームを含め硬くたわまない機材は、力を入れた時の反応が早いことが利点です。
しかし身体へのダメージは大きいので、筋力や体重、走行速度に応じたものであるべきです。
設計者はそういう想定をしているはず。

たわみというのは、反発の強弱によって伝達ロスになる場合とロスにならない場合があります。
例えはチェーンは力を加えると伸びますが、力を緩めた時の戻る力は弱いでしょう。これは摩擦が大きいからだと思います。この場合は伝達力はロスしていると言えます。

一方、クランクとBBシャフト双方のたわみはどうでしょうか。
クランクに力を入れた時に仮に5mmたわむとして、これが下死点になって力が弱まった時にはたわみが無くなります。反発で戻るわけです。
ということは伝達ロスにはなりません。
ガツンとは伝わりませんが、序所に伝わって、たわんだ分が下死点までに(ほぼ)全て伝わるということです。

昔のクランクは鉄で細身に設計されていました。鉄なので振動も吸収してくれます。
時代が古いからといって硬くたわまないクランクが作れなかった訳ではないでしょう。太くすればいいだけのことですから。

ちなみに僕が愛用している内装ハブギヤもクランクに力を加えるとたわみますが、下死点になると反発で戻ります。