幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

記事の検索  | 最近のコメント  | この記事のコメント 
記事の一覧  | カテゴリー  | 月別アーカイブ  | 過去記事一覧 |  

愛車の健康状態を維持する

自分自身の身体の状態に少しでも変化があれば気がつきますよね。それと同様に愛車のことも気がつきたいものです。そして早期発見、早期治療。

先週三浦半島を走った時に7速から6速へのシフトダウンが変速し難くなりました。
以前シフターの調子が悪くて1,2,3速あたりへのシフトダウンがままならなくなりましたが、その時はアウターワイヤーのほつれが原因でした。
それと同じような現象だったのでまたアウターワイヤーだろうと思い、帰宅後に確認してみたらやっぱりほつれていました(内側なので外からは見えません)。

アウターワイヤーとついでにインナーワイヤーも交換したのですが、今週走ってみると症状が改善されていません。そればかりか症状が次第に悪化していき、7,6速の他に3,2,1速へもシフトダウンし難くなってしまいました。終いにはトルクを少しでもかけていると変速しなくなりました。う〜む…

僕のALFINE(内装ハブギヤ)はローノーマルなので、ワイヤーを緩めると軽いギヤ方向(1速方向)へ変速する構造。ハブ側で強力に引っ張っています。
考えられる一番がワイヤー経路ですが、交換によってワイヤー自体の原因は排除されましたので、次いで考えられるのはグリップシフトタイプのシフター内です。

分解してワイヤー経路を確認しましたが異常は無い様子。
パチンパチンと何度も操作して動きを見ているうちに、シフトダウンした後に遊びがあって、その遊びはハブからの引っ張りで動かしていました。この遊び部分の動き(回転)がどうもシブイ。
ここで思い出しました。以前分解した時に汚れが酷かったのでディグリーザーを噴射したのでした。

注油すると動きがスムーズになり、音もパチンパチンと小気味良い。
前はこのパチンパチンが耳障りでしたが、不調を経験したことで気持ち良い音に感じるようになりました。抵抗なく動作しているということですからね。

来週もまた不調だと嫌なのでちゃんと試乗して確かめました。
変速し難かったシフト位置でもクランクにある程度トルクをかけた状態できちんと変速しました。気持ち良い!

病気になって健康のありがたさが分かると言いますが、愛車が不調になって正常のありがたさが分かりました。
ALFINEを導入した時の新鮮な感動が蘇ってきました。今度の週末が待ち遠しいです。
そうそう、来週はハンドメイドバイシクル展ですね。