幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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入山峠-和田峠-牧馬峠

ようやく冬らしい寒さになりましたね。
先週までは日中は中厚手のグローブに替えましたが、今回は終日厚手グローブ。山が近くなってくると今期初めて爪先が冷たくなりました。
寒波の影響で全国的に豪雪が心配されていますが、関東平野は平和です。しかし冬型の気圧配置が厳し過ぎると山沿いは雲が多くなってきます。

今回は小粒の峠を巡ってきました。

コース


◆ 入山峠

かつて五日市から盆掘を経て小津町へ至った道ですが現在はありません。林道が尾根を乗っ超えて醍醐へ下る道になりました。
林道が開通する少し前、林道脇から小津町側へ下ったことがあります。暗い植林帯の急坂で一度道を見誤って少し引き返し、九十九折を見つけてなんとか沢沿いの道路へ出た時は安堵しました。

盆掘の集落には茅葺民家が残っています。車道には○○新道という表札があったので、もしやと思って右上の集落を眺めると石垣が続いています。帰宅して確認したところ(今回は地図なし)、茅葺民家の所から短いながら旧道が集落内に残っているようでした。次回のお楽しみ♪

日影が多い沢伝いは夏場でも涼しいですが冬は寒々しい。沢を上り詰めると日が当るようになりましたが、この頃から雲が多くなって日差しが弱くなってしまいました。
林道の峠はそっけない所なので小休止して直ぐに下ります。寒いし (^^;

トンネルを抜けた展望のよいところでAMANDAロードの人に出会いました。
AMANDAといえばカーボンフレームとディスクホイールの草分けですが、クロモリの良さも熟知していて、用途によって最適な自転車を進めてくれるようです。かつてはMTBではないオフロード系も実践したり作っていましたが、最近は競技用ばかりのようです。
この他ロード二人とDAVOSランドナーとすれ違いました。入山峠は人気があるようです。


◆ 醍醐林道から和田峠

和田峠はロードやハイカーに人気がありますが、一般的な県道ルートよりも醍醐林道の方が静かで日当たりが良く展望もあります。和田峠手前の200mくらいダートがありますが。

醍醐集落にも茅葺民家が残っています。盆掘の民家もそうでしたがこの代で終わりでしょうね。だいぶ痛んだ様子です。


標高が高くなるにつれて所々積雪がありました。ロードの青年が押していましたが足元はちゃんと考えてあり、シマノのハカットSPDを履いていました。
最近、ロードの人達も変わってきたように感じています。この青年のように足元の装備をきちんとするのもそうですが、バックパックを背負う人が増えています。もちろん、競技指向の人やトレーニングな人達は別ですが、そうでない人はバックパックに荷物を入れています。少なくとも個人できちんとセキュリティマネジメントしているということですから、喜ばしいことです。


急勾配をじんわりと踏んで上りつめてピークで昼食。
前回腰を下ろしたところは風があったので少し先の岩陰にしました。
先日キムチ豆腐が美味しかったですが、隣に同シリーズの牛肉豆腐というのがあったので試してみました。要はすき焼きですね (^^;
食べ終わって一息ついていると頭上がゴーっと鳴って突風が吹き荒れました。顔を風下へ向けてじっと耐えました。治まると身体や用具が落ち葉まみれ。コッヘルの中はもちろん、バッグの中まで落ち葉が…
食べ終わっていたよかったです。


和田峠では埼玉から来たというロードの青年と一言二言。
埼玉はサイクリスト人口が多いですが、こちら方面へ来るのは珍しいという印象があります。奥武蔵や秩父方面の良いロケーションへアクセスし易いですからね。


◆ 牧馬峠

藤野へ下ってから相模湖川を渡って南下。車で出かけた帰途に中央高速の渋滞を避ける時の回り道ですが、自転車で走るとまったく印象が異なりますね。
鉢岡山の肩にある峠(名前知りません)へ向かう途中に大きな古い民家があります。車でも横目で見ている家なんですが、広くて長い縁側(えんがわ)が特徴的。縁側のある家に育った人は少ないでしょうね。僕は親戚の家にあったのを覚えているくらいです。現代の人達は縁側を知らない人も多いでしょう。部屋と庭の間にある絶妙な空間。


道志川を渡って道志みちも横切り、鳥屋へ。神社近くの道端に鉄板でできた傘を被った石碑がありました。覗いてみると馬頭観音。雨避けにはいいですがちょっと息苦しそう (^^;
pekesukeさんに教えてもらった跳ね馬の雪形は健在でした。宮ヶ瀬から韮尾根へ下る途中にはお馬の散歩に出会いました。古来のお馬ではなく乗馬用のようでしたが。


愛川町から横須賀水道にそって一直線に座間に出て帰途につきました。


その他の写真
https://goo.gl/NKpJle?album

走行距離 124km


07:14 出発
11:04 入山峠
13:22 和田峠
17:18 帰宅