遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
年末年始の暴飲暴食で顔がふっくらしています (^^;
初走りは本来の用途に忠実にパスハンティングでスタート。
上野原と奥多摩を隔てる笹尾根の中腹にある集落伝いの道、西原古道の美味しい所を巡ってきました。
棡原(ゆずりはら)から大垣外(おおがいと)を過ぎ、沢渡(さわんど)が入口です。
集落内の急坂をギシギシと上り詰めます。
この道は子供達の野外活動でも使われており、飽きさせないためか「なぞなぞ」カードが随所にたてられています。また一部はトレランのコースにもなっているため、よく整備されていて迷うことはないでしょう。
坂を押し上げると十文字峠。
手前からは上野原方面の眺めがいいです。
峠からは山の中腹を横ばいに進みます。
乗ってもいいし歩いても心地よい道が続きます。
所々に古道を偲ばせる石垣が残っています。
集落の出入口には石碑があります。
人一人分が踏み跡で窪んだ乗っ越えはとても趣があり、ここは好きな場所です。
民家の庭先を失礼して通らせてもらい、小棡集落へ入ります。
道伝いに下ると上り返すことになってしまうのです。。
ここはとても立体感のある集落で、秋に林が紅葉すると絶景となります。
そして、また石碑の前を通って次の集落へ。
古道は馬が登れるように作られているため、自転車を担ぐ場面はありません。
落ち葉をザクザクと音を立てながら進みます。
少しの上りで日当たりの良い小広くなった張塚原に着きます。
誰が来るとも思えないので道の真ん中に腰掛けて昼食にしました。
コンロはガス缶分離型を使っていますが、火元が低い為こうした場所では火災に注意が必要です。
持ち合わせが無かったので手袋を敷きました。
丸山(大日)との分岐には「道はこっちですよ」と、石に書かれています。
杉林と石垣の道を進むと笠松峠。
ここはあまり雰囲気がよくないので直ぐに下ります。
杉でびっしりな急斜面は先ほどまでの明るさと対照的に真っ暗です。
九十九折を足早に下りました。
集落が見えるとホッとします。
藤尾集落へ入り少し乗っ超える場所に馬頭観音があります。
お二人が見ている景色は、
集落内を進み、振り返ると超えてきた笠松峠が見えました。
ここで今日の西原古道巡りは終了。
谷底の道へ下り、棡原へ戻ってから佐野川方面の集落へ向かいました。
小伏、井戸、新屋を巡り、最後は久しぶりに奈良本(旧甲州街道)へ上り返して帰途につきました。
その他の写真
https://goo.gl/nFRlNe?album
走行距離 128km
07:10 出発
11:10 沢渡
11:33 十文字峠
11:54 小棡
13:45 笠松峠
18:10 帰宅