幅員5.5m未満をゆく

着脱式マッドガード

マッドガード、泥除け、というネーミングは今となってはマッチしないかもしれませんね。
昔はダートが多かったために正しく泥だったことでしょうけど。
現代でいうなら飛沫除け、スプラッシュガードという感じでしょうか。
MTBではそのまま泥があてはまりますけどね。

日帰りサイクリングがメインの僕にとっては雨の日に走ることは稀です。
天気予報が雨なら走りませんからね。土日が休みなら晴れる方の日を選んで走ります。

それでも雨に降られる時があります。それは夕立。
暑い季節にはなかなか予想し難いですが、前日に雨が降った翌日が晴天だと高い確率で夕立がありますね。
でも、まぁ、雨宿りもオツなもの。
自分の意思とは別にその場に留まると、普段見えないものが見えてきたり、出会いもあったり。

夕立はたいていは20分もすれば止んで日差しが戻ってきますが、その後の路面がビタビタです。
そんな時にはマッドガードが欲しくなります。

マッドガードは、路面が濡れている時にだけ必要なもの。それ以外の時はまったく用を足していません。
ランドナー等のツーリング車は、数日間のサイクリングを想定していますから、マッドガードが装備されています。もっともなこと。
そして、そのスタイルもマッドガードがあることで洗練されたものとして映ります。

僕もかつてマッドガードを装備した自転車をもっていました。
でも軽快感がないんです。
ハンドリングというか、空気抵抗というか、なんかこう… 軽快じゃない (-.-)
スタイルは好きなんですけどね。
ですので、日帰りメインの僕の自転車にはマッドガードはついていません。

問題は夕立です。
濡れた路面を走って何が嫌かというと、タイヤの汚れです。
濡れたアルミのリムをブレーキシューで擦ると黒い墨となってタイヤに着きます。
これは洗ってもなかなか落ちません。
全てが黒いタイヤは気にしなくていいですが、僕はオープンサイドの(再度がゴムで覆われていない)タイヤが好きなので、汚れると嫌なんです。
灯油で洗うとよく落ちますが、繊維の中まで汚れが浸透してしまうとダメです。

というわけで夕立対策のマッドガードを作りました。
(前フリなげ〜よ)

要点はこの二つ。
・リムの黒墨からくるタイヤ汚れを防ぎたい
・路面が乾いたら外したい

タイヤが汚れるのはリムが濡れるから。
経験がある人は分かっていると思いますが、前輪より後輪が汚れます。
これは、前輪からの飛沫が後輪を濡らすからです。

夕立=夏。
夏はハイドレーション仕様、すなわちザックを背負っていますので、これに収まることが前提です。

得意のプラ板仕様です。
ハサミやカッターで簡単に加工できますし、折り曲げても切れない柔軟性。
平面だとぺらぺら湾曲しますが、折り目をつけるとある程度の強度が保てます。

前はこんなです。
BB下を長くたらすことで後輪への飛沫を防ぐ狙い。


補助プレートをつけることでBB下にたらした部分の強度を確保しました。


固定はダウンチューブ一箇所のゴムバンドのみ。


後ろはこんなです。
湾曲の力を利用してブレーキ部分に嵌めています。BB裏まで一枚。


そして、折り畳むとこんなです。これをザックに収納。


マッドガードが無いときは時速15kmがマックス。そして前輪ブレーキのみ。
それ以上になると飛沫が飛んでしまいます。
この自作マッドガードを装着して時速20kmで走れればいいかな、と。そんな程度の代物です。