梅雨の合間の貴重な晴天に恵まれた日曜、街は気温が上がって初夏の陽気だったようですね。
でも緑多い山は涼しかったです。一日を通して暑さを感じることはありませんでした。
二十曲峠は自走日帰りでは獲得標高も多く距離も長くなりますので、今回はあまり脇道に反れずにファストラン的な走りになりました。
◆ 機材ドーピング?
まずは雛鶴峠を越えなくてはなりませんが、ここまでの秋山の道はアップダウンが多く脚にじわじわ効いてきます。意識して急激に力を入れないようにしました。
そうそう、パワーハーネスを装着してきましたので、上り坂ではぐいぐい進めます。
クランク一周で踏める範囲が多く、特に1時付近で力を入れられるようになります。
ただ、多く踏める=休む時間が減る、ですからね。調子にのって踏んでしまうと売り切れる時間が早まってしまいます。
じわじわ走行の結果、ここ数回のうちでは脚の疲労は比較的少なめで雛鶴峠に着きました。
◆ 疲労と回復
身体って不思議ですね。一日の中で疲労と回復を繰り返します。
今回は雛鶴峠を下って休憩&昼食の後の都留市付近で一度目の疲労ピーク。
その後二十曲峠の上りでは疲労は回復して快調に上り、疲れはありますがピークまではいきません。
そして忍野へ下って山中湖畔で二度目の疲労ピーク。
道志へ入る手前の山伏峠では疲労回復して快調快調。この時点でこんなに脚が回るのかって思うくらい。
道志は下り基調なので快調がずっと続きましたが、帰宅直前の5kmくらいでまたまた疲労のピーク。
今回、二十曲峠の手前でサドルを1mm上げました。
疲労が太ももの前側に感じていたので、脚を縮めた状態の負荷を減らす狙いです。
後半の快調はこれが効いたのかもしれません。1mmの差は確実に脚に感じますからね。
パワーハーネスは二十曲峠の下りで外しました。
前述したように、多く踏める=休む時間が減るので、疲労してくると辛くなってくるのです。
楽しめるのは半日くらいですね (^^;
◆ 境界
日帰り圏内ではある地域を境にサイクリストがめっきり少なくなります。
今回のコースでは雛鶴峠を越えて都留方面へ向かうともういません。
時間的なこともあるでしょうが、午後4時近くなった山中湖、その後の道志にもいません。
そんな中、道志で夕立です。
周囲のオートバイ達も停車して急いで雨具を着だしたり、雨を避けて恨めしそうに空を見上げます。僕も民家の駐車場の軒先で雨宿り。
小ぶりになったのでソロソロと走り出すと、直ぐ隣の軒先で一人のクロスバイク少年も雨宿りしていました。視線が合うと互いに会釈。
雨宿りで心が通じたこともありますが、そう、この時間にこの場所にいるということは、彼なりに遠出してきた証拠。そんな気持ちを含んで会釈しました。
その後再び雨脚が強まり、民家が無かったので道を挟んだ向かいの大きな木の下に逃げ込みました。
そこを彼が濡れながら通過していきました。どこか良い場所がみつかるといいな。
青空が見え始め、青空も見え初めて再スタートしましたが、路面はびたびた。
タイヤが汚れないように路肩をソロソロと徐行です。
◆ スポーク折れ
月夜野でようやく路面が乾きだしエンジン再スタート。
と思ったら後輪がバチンッ。スポーク折れ〜。
今使っているのはDT。☆も何度か折れましたから次はHにしようかな。
青野原のコンビニに立ち寄り、サイクルスタンドにサドルを乗せたら整備に丁度いい。
ものの5分でスポーク交換と振れとり完了。内装ハブのよいところ♪
その後は夕立後の日差しを浴びて帰途を快走しました。
その他の写真
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走行距離 183km
06:23 出発
10:15 雛鶴峠
14:13 二十曲峠
15:49 道志入口
19:59 帰宅