「(MAFACタイプは)開放しているときは腕が下がってます。ブレーキを引いた時腕が水平になります。」
と、友人から指摘を受けました。
これを踏まえ各部の寸法も見直して描き直しました。
その結果、マファックタイプではアーム先端(力点)が動く方向の違いによって、アーチワイヤーの長短と力率が真逆を示すことが判明しました。
一般的なマファックは下記画像の最下段かその上のセッティングだと思います。
参考のために、意図的にアームが水平より上になった角度も検証しました。
ロープロファイルタイプはアームの角度はあまり影響せずに、アーチワイヤーが短い方が力率がいいです。
画像はブレーキシューがリムに当った時を描いています。
薄い灰色線はブレーキを開放している時です。
赤線はアーム先端(力点)が動く方向(ベクトル)です。
ベクトルが垂直の場合、力率はアーチワイヤーの長短に影響されません。