日曜は、土曜夜の強い雨の影響で朝方は路面が濡れている状況。
そのため遅い出走となり遠くへ行く気持ちが薄れたので、久しぶりに和田峠へ行ってきました。
今回はお初のコースとして恩方の北側の山を隔てた小津地区から入ることにしました。
ただ、お初というのは気持ち的なもので、本当のところは30数年前に入山峠から山道を下ってきたことがあります。
当時はまだ入山峠の林道が開通しておらず、ルートファインディングをしながら心細く下ったのを覚えています。
林道へ降り立った安堵感だけで、その後の小津集落の様子は完全に記憶から欠落しています。
下恩方からの入口には石仏がありますが、これは地域を象徴するもののように思いました。
石碑が多く奉られている地域なのです。
こちらの馬頭観音の社屋には、形のいい立体感のある馬頭観音と、馬を偲ぶ蹄鉄が奉られていました。
ニンジンが供えられているところもありますが、蹄鉄も同様に馬に対する気持ちを強く表していると思います。
集落を流れる小津川は護岸されておらず、自然のままの姿を保っていました。
川へ下りる階段もあり、自給の野菜や穀物を洗ったりするのでしょうね。
川に沿って奥まで行きたかったのですが、この後に和田峠を控えているので、小粒な力石峠(ちからいし峠)を越えていくことにします。
その分岐には、ラウンドアバウトを思わせるロータリー。
ちゃんと時計回りするようにガードレールに矢印がありますね (^^)
力石峠は面白みに欠けるのでスルーしますが、下りの途中からの眺めはなかなかのものです。
和田峠へはロードレーサー達のトレーニングコースではなく、ツーリストお決まりの醍醐林道経由です。
途中、今までで最大級のミミズに遭遇!
40cm強はあります。僕のムスコよりも長い! (失礼)
醍醐林道の頂上でちょうど昼時になったので、日向ぼっこしながら昼食にしました。
和田峠のダウンヒルを楽しんで後、三ヶ木から名手橋を渡って津久井湖左岸の道へ行きました。
三ヶ木ではお気に入りの屏風土手。
ほぼ垂直までせり上がる土手は見事です。雑草だけで形を維持していますからね。除草剤を使ったら一巻の終わりでしょう。
この道は誰もが気持ち良いと感じると思います。
移り住んでいる人も多くいるようですね。
今回は近場でしたが、石碑あり、きつい峠あり、眺望のよいプロムナードあり、で心身共に程よく満足できました。
その他の写真
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走行距離 105km
08:35 出発
10:35 小津
11:14 醍醐
12:20 ピーク
12:55 和田
14:36 名手橋
17:30 帰宅