幅員5.5m未満をゆく

真のオールランダーバー

ハンドルは自転車の走り方(楽しみ方)に大きく影響するものであり、その人の走り方まで分かってしまうと言っても過言ではないでしょう。

最近ではフラットバーという名称が一般的になってしまいましたが、本来はオールランダーバーと言います。
様々なシチュエーションに対応できるハンドルバーなのです。

ドロップバーは進行方向に手を自然に伸ばしたグリップを得られ、人の骨格に優しいと言われています。
そしてポジションを変えて握ることが出来るために疲労が少ないとも。
しかし、ハンドルを大きく切る(小回り)操作は骨格的に優しくないことと、ブレー操作に難があります。
強いブレーキングや微妙なブレーキ操作はハンドル下部を握って行うことになりますが、下り坂では状態を起こしたいのに下部を握ることになってしまいます。

オールランダーバーは簡単に言うとドロップバーの逆の性格。
下りでのブレーキ操作のし易さと、コーナーでの扱い易さはドロップバーでは得られません。
長距離では疲れるとか肩が凝るという噂がありますが、まぁ、それは人によって様々。

しかし、平坦な直線道路ではドロップバーのような進行方向に自然なグリップが楽なことは確かです。
オールランダーバーでも角度が殆どついていない(一直線)タイプでは得にその傾向が強いです。
そんな場合はハンドルの上にグーで乗せるとリラックスできます。また、バーエンドに取り付けるグリップも効果的。

もう少し角度がついたオールランダーバーが欲しいと感じる人は、ドロップバーでは得られない魅力を感じ、オールランダーバーでたくさん走っている人だと思います。
45度くらいで肩幅の長さがいいなぁ、と。
でも、曲がりがキツくて短いと、ブレーキレバーの取り付けがうまくいきません。
得に2フィンガー(人差し指と中指)でブレーキ操作したい人には厳しいです。

そんなおりに見つけたのが20度という角度のオールランダーバーです。

幅もちょうど肩幅くらい。
直線道路でも今までよりはイイ感じのポジションが得られそうです。
コーナリングも犠牲にならないでしょうし、不正地もそこそこ楽しめるはず。
2フィンガー用のブレーキレバーの取り付けも大丈夫そう♪

45度ならエンドバー無しでも立ち漕ぎはし易いですが、20度だとちょっと厳しそう。
エンドバーが外へ向かないような角度の製品を探す必要がありそうです。
それと、今使っているハンドルよりも幅が狭くなるので、バックミラーでの後方視野が得られなくなります。
ステーを延長する工作も必要です。

装着までには二つのハードルがありますが、冒頭にも書いたように、ハンドルは走り方に大きく影響します。
凶とでるか、吉とでるか、楽しみです。