幅員5.5m未満をゆく

御坂山塊 八坂峠と水郷芦川

先週の土曜は車載で御坂山塊を巡ってきました。
毎年暑い季節に行くコースですが、今回はご近所のランドナー乗りP氏と同行です。

http://yahoo.jp/lClYVI

朝5時半に長津田駅で待ち合わせ、東名高速に乗って御殿場経由で河口湖まで、2時間半くらいで到着。
混雑なく付いた気分とは裏腹に空は雲が多く不安です。

P氏が自転車を組み立てるのを待って出発するも、精進湖付近で雨足が強まり路面は完全ウェット (T_T)
久しぶりの雨中走行となってしまいました。

ブレーキシューの黒墨でタイヤを汚したくないのでスローペースです。
運良く本栖湖に着くと雨は止んでくれました。


トンネルを抜けて豪快な下り…、といきたいところですが、路面が濡れているので僕はゆっくり。
ランドナーのP氏は泥除けがあるので「お先に〜」と先行して行きました。

下るにつれて天気は回復しスピードアップ。
P氏と合流し、護岸の無い自然豊かな常葉川沿いをのんびり辿っていきます。

この地域は石碑類が多く、僕が好む道祖神馬頭観音がそこかしこに置かれています。
道祖神は性信仰でもあり、聞いた話しでは小さな村内で血が濃くなることを避ける為に、旅人を積極的に招き入れて…
その目印として道祖神が置かれていたとか。
現代の旅人である我々もそんな夢に憧れつつ進みます♪

そんな伝えを裏付けるように、この先の山沿いにある限界集落には有名な道祖神があります。
しかし、今は盗難の危険を感じた村の人達が村落内で保管するようになってしまったそうです。
P氏はとても残念がっていました。

僕は最初に訪れた時に拝見出来ましたので、その時の写真を載せておきます。


林道を上り詰めて八坂峠に着くと、竹篭を背負った方が山道を下ってきました。「こんにちは〜」
見ると竹篭の中はキノコでいっぱい。
キノコ好きはこの季節、天気予報を見ながらじれったい日を送っているのでしょうね (^^;


軽く昼食をとって下り、芦川へ向います。
ここは今回のコースの二つ目の楽しみ。本道から離れ集落内の細い路地を進むのが楽しいんです。
山からでる水を、水路で各家先へ通して生活用水として使っているんです。
綺麗な水が轟々と流れ、水場では野菜や果物を洗ったり、食器を濯いだりしているようです。
川で取れた岩魚を入れてあるところもありました。
こうした田舎の人々の生活に近づくのもツーリングの楽しみです。


集落の終わりには地域の人達で作った、兜造りの保存家屋に立ち寄ります。
地元のお年寄りが休んでいて、お茶と果物のおもてなしを受けました。
二階を見学すると、昔の遊び道具が持ち寄られていて、中にあった下駄スケートが興味深かったです。
鼻緒に足の指を通して履いて滑ることが出来たのでしょうか。遠い昔に思いを馳せます。


山深い限界集落を巡り、自然と水の豊かな集落を堪能すると心が癒されます。
いつまでもそこにいたい気持ちが強くなりますが、現代に帰る時間になりました。
御坂山塊に空けられた大きな穴。若彦トンネルは現代へ通じるタイムトンネル。
2.6kmを通過すると、観光俗化された河口湖に引き戻されるのでした。


その他の写真はこちら
https://picasaweb.google.com/102022339073463920028/20150913#

走行距離 76km

08:25 出発
09:50 本栖湖
13:08 八坂峠
14:30 芦川
16:10 帰着