5月連休は毎年butoboso氏と一緒に車載泊でトリップ。
鉄道の旅が苦手な僕は車載で行くことが多いのですが、拠点に連泊するとそこが第二の故郷のように思えてくるものです。
通過ではなく止まる(泊まる)ことでその土地への思いも深まります。
今回は南信州の遠山郷を拠点に2コースを計画しました。
連休の天気予報を確認すると中間で天気が崩れそうだったので、一日休暇とって前倒ししました。
車中泊なので宿の予約に気を遣わないのがいいんです。
夕方にbutoboso氏をピックアップして中央高速をひた走り、夜に飯田で下りて食事をとってから遠山郷入り。
一日目は今では有名になった下栗の里をメインにしたコース。
しらびそ峠とセットで走るサイクリストが多いようですが、若い頃に同じくbutoboso氏と上ったことがあるので今回はスルー。
周辺の道を色々調べているうちに、地形図で遠山川の谷沿いに細い道があるのを見つけました。
ネットで情報を探すと遠山森林鉄道が昔通っていた跡らしい!
川を渡る橋や素彫りのトンネルも多く見所満載。しかも先の方から下栗へ上る林道もついています。よし!
しかし最近は荒廃が進んでいる山が多いので、更に調べていくと案の定でした。
途中で崩落箇所があり徒歩でも難しいとのこと、写真入りのサイトで見ると滑って落ちると川へドボンです。
仕方なくその手前で引き返すコース設定にしました。
それでも少し戻った所から下栗へ上れるので楽しめそうです。
遠山森林鉄道と下栗の里だけでは距離が40kmと少々。
これでは距離が短過ぎると思い、オプションで赤石峠を越えて飯田へ出て輪行とか、小嵐稲荷神社へ上ってのんびりとか、兵越峠を往復とか考えていました。
しかし、終わってみればこれらはまったく必要がありませんでした。
二つのメインイベントは十分過ぎる満足度。
走り始めから、ちょっと走っては止まって写真を撮り、の繰り返しで距離は伸びません。
しかし、立ち止まる度に心へ刻まれる情景。そして満足度がどんどん高まっていきます。
下栗を上りきってビューポイントで絶景を楽しむとお腹一杯。時間もほど良くオプションルートは必要ありませんでした。
写真はこちら。コメントつきです。
https://picasaweb.google.com/102022339073463920028/20150502
走行距離 41km
08:09 出発
11:18 森林鉄道跡折り返し
14:00 下栗の里
15:17 ビューポイント
16:47 旧木沢小学校
17:40 帰着