幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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雛鶴峠〜玉川天神峠〜道坂峠

春になって暖かくなるとロードトレーニングな方達も峠に集まってくるようですね。
普段は比較的静かな雛鶴峠への道も賑わっていました。

こういう峠へトレーニングしに来る人はそれなりに着合いを入れて自転車競技に打ち込んでいるんだと思いますが、それにしては速く走れるものだなぁって関心してしまいます。
シーズン通して走っているから分かるんですが、凡そ4ヶ月は峠へは走りに来ていないはずですからね。

短いレーサーパンツを履いている人もいれば、シューズに防寒カバーを付けている人とか、てんでちぐはぐなのが良い証拠です。
峠手前の饅頭屋で休憩しているトレーニングな方達を横目に、僕はマイペースです。


  ○◆○◆


昼食をとって道坂峠への上りに掛る頃、太腿の前側がかなりきつくなってきました。
雛鶴峠を越えただけですし、お昼で十分休憩もとっています。
しかも道坂峠の序盤なのに…

何かおかしい。

そういえば先日の刈場坂峠の時の太腿パンパン状態と同じです。
あ、そうだ。あの日の少し前にサドルを少し下げたんだ!
もしかしたらそのせいかもしれません。

道坂峠くらいで弱音をはく僕の身体ではないのですが、流石に峠の序盤でこのパンパン具合はおかしい。
たまらず停車してサドルを3mmほど高くしました。
するとどうでしょう。それまでのパンパンさが無くなり峠まで快調に上れました。

自分に起こった変化を考察してみると、
サドルを下げたことで太腿前側の負担が増えたんだと思います。
太腿には前と後に筋肉がありますが、ペダリング前半(1時〜4時)では太腿前側、後半(4時〜6時)では太腿後ろ側の筋肉が使われます。

試しに床の上でゆっくりと中腰スクワットをしながら、脚の筋肉の硬さを手で確認してみると分かります。
膝の曲げ角が大きい範囲では太腿前側、曲げ角が浅い範囲では太腿後ろ側、ということです。

たった3mmではありますが、長距離を走ることでこの微妙な違いが筋肉の疲労となって現れたのでしょう。

あくまでも趣味でツーリングしているだけですので、科学的な見地ではありません。
しかしながら、僕の身体と走り方と僕の自転車では、この3mmは大きな影響がありました。

ちなみにクランクを短い160mmにした時には、太腿後側が平地主体のコースでも筋肉痛になりました。
これはクランクの下死点を基準にサドル高さを合わせたことで膝の曲がりが浅くなり、即ち太腿前側よりも太腿後側を多く使うことになった為だと思います。
このことから現在は165mmのクランクを使っています。


  ○◆○◆


道坂峠のトンネル前で休憩していると、穴の置くからオートバイの音が聞こえてきます。
そう、春になるとロードトレーニングな方も増えますが、それ以上にオートバイも増えるのです (-.-)
まぁ、確かに道坂峠のコーナーは楽しいです。
見通しのよいコーナーでは僕もギリギリまで自転車を倒しちゃいます (^^;

道志みちへ下りると更にオートバイだらけでした。ホントにひっきりなしです。
オートバイブームの再来なのかもしれません。
三ヶ木まで下り基調だからまだ良いですが、上りでこんなにオートバイが多いと嫌になっちゃいますよ。
道志みちへ行こうと思っている人は要注意です。



写真はこちらをどうぞ。
https://picasaweb.google.com/102022339073463920028/20150412

ルート
http://yahoo.jp/CumS4g

走行距離 151km

06:59 出発
11:05 雛鶴峠
11:50 玉川天神峠
14:20 道坂峠
18:40 帰宅