幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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抜重の練習

リム打ちパンクが収まらない息子。
またまたパンクしてチューブ交換して帰ってきました。

聞くと、パンクの原因と場所は分かっているそうで、学校の中にある段差を越える時らしいのです。
まぁ、リム打ちパンクとはそういうものなので、根本的にテクニックが無いことが原因。
ちなみに空気圧がどうの、というのは要因。

二輪車で大なり小なり段差を乗り越えるには“抜重”というテクニックが必要不可欠です。
これは読んで字のごとく、タイヤに掛っている重さを抜いてやること。
オートバイのトライアル競技の基本的動作の一つです。

自転車の重量を抜く(無し)にすることはちょっと難しいですが、乗車している人間の体重は抜くことは短時間で出来るようになります。
段差に乗る瞬間に自転車から離れればよいのです。

即ち、ペダルの上で軽くジャンプ!
または、立っている状態から沈み込むことでも抜重できます。

練習その1
小さなコンクリ片を乗り越える練習です。後輪だけ。


練習その2
少し大きなブロックを乗り越えます。後輪だけ。


完成形
前輪を軽く持ち上げてスムーズに通過できるようになりました。


ほんの20分くらいの練習でしたが、これで段差を乗り越える感覚と、後輪の位置感覚が少しは身についたことでしょう。
これでリム打ちパンクが無くなってくれるといいんですけど (^^;

二輪車というのは乗っている人間の動きによって自在に操ることができる乗り物です。
今回の抜重は上下方向のものですが、これに前後左右を加えることで、より多くのシチュエーションに対応できるようになるんですよね。
とても奥が深い乗り物。