幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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ぶな峠から椚平

以前から興味があった椚平へ行って来ました。
奥武蔵には斜面沿いに広がる集落が多いのですが、上部で行き止まりのところが多いです。
椚平はグリーンラインのぶな峠から古道が続いており、ツーリストには楽しめるコースプランが作れます。

パスハンティング(古道の峠越え)を忠実に行うならば、岩井沢からぶな峠へ上って椚平へと辿るべきですが、岩井沢からの林道は何度か走っているので今回は止めました。

http://yahoo.jp/Hts8zL


青梅から吹上峠・松ノ木峠・小沢峠を経て、朝のゆったりした雰囲気の名栗へ降り立ちます。
いつもの橋で定点撮影。
学校が春休みのせいか、駄菓子やさんもお休みでした。


「庚申の水」で水を補給してから山伏峠へ。
峠の入口で用をたしていると、トレーニングに励むロードの方が続々とやってきます。
無言で追抜かれるのは嫌なのでタイミングを計って上り始めました。
途中黄色い反射ベストを纏ったブルベな方に追いつき、「今日は何キロですか?」と伺います。
今日は200キロの試走で、このあと定峰へ上り返して二子玉川までとのこと。「気をつけて〜」

山伏峠はスルー。止まっても見るものありませんからね。
その代わり正丸峠で小休止。おにぎりを一つ食べます。
かつてはオートバイや車で賑わっていた峠は今はひっそり。トンネルが出来たことと、峠道の路面が荒れてきたのでオートバイは面白くないのでしょう。
サイクリストは数人が行き交いました。やっぱり埼玉は自転車人口が多いなぁ。


次いで刈場坂峠へ上り返します。
前回上った時は思いのほか楽に感じたのですが、今回はどうしてこうして、かなりキツかったです。
久しぶりに脚いっぱいいっぱいな感じ。

冬のあいだグリーンラインは除雪を行わないので、3月半ば以降になるとサイクリストが多くなりますね。
入れ替わり立ち代りロードが来ますが、ツーリストは僕だけでした。


グリーンラインを少し走ってぶな峠。
ここからが今日のお楽しみ、椚平へと下ります。

ダートを1km弱、「砥石のヒノキ」があります。
かつての古道を行く人々は、長い道程を少しでも紛らわすために目印にしたんでしょうかね。


道は下部へ行くほどに荒れてきて、途中サドルバッグを吊るしている自作アタッチメントのタイラップが切れてしまいました。
予備を携行しているので事なきを得ました。

T字路に突き当たったると、そこが椚平の最上部。ここから上る人は峠道の始まり。
そしてこういう場所には馬頭観音があるのです。


近くに「越沢稲荷の大スギ」というのがあり、行ってみるとかなりの巨木です。樹齢は凡そ400年。
集落を見下ろす位置にあって、ぽかぽかと暖かいところにテーブルまであり、ここで遅めの昼食にしました。
とても感じの良い場所で「お気に入りの場所」に登録です!


椚平集落内をゆっくり下り、次いで大附方面へ上り返します。
こちらもいい感じの道が続きます。


そして振り返ると下ってきたぶな峠の道が望めました。


上部はゴルフ場なのでそこは目をつぶり、少し下ると高原のような大附地区。
このあたり、予想外の気持ちよさ。


越生までとても雰囲気がよく、大満足でツーリングの最後を締め括ってくれました。

しかし、グリーンラインを向こう側へ下ると距離的に結構辛いです。
帰りは久しぶりに脚ぱんぱんで帰宅も遅くなってしまいました。

その他の写真
https://picasaweb.google.com/102022339073463920028/20150328#

走行距離 167km

06:35 出発
09:51 名栗
11:05 正丸峠
12:15 刈場坂峠
13:15 椚平
15:00 大附
20:05 帰宅