未来を覗くことはできませんが、過去を覗くことはできます。
歴史的遺産を見ることは一見過去を覗いているようですが、それが現実のものであるならばそれは現代。過去ではありません。
過去とは今は存在しないもの。昔存在していたものです。
幼少の頃の記憶にある情景を、また見てみたいと思うのは僕だけでしょうか。
自分の住んでいる街や生まれ育った場所が、見てきたものより以前はどのようなものだったか。
あるいは、ツーリング先の峠が昔はどんなだったか。今の道ができる前はどこを通っていたか。
僕にはとても興味があります。
古地図というのものをご存知でしょうか。数十年前の地図のことです。
僕は地元の古地図は以前購入して持っているのですが、今日、ふとネットを検索したら国土地理院が閲覧サービスを提供していることを知りました。
地図・空中写真閲覧サービス
http://mapps.gsi.go.jp/
これ、素晴らしいです。感動ものです。
数十年前の航空写真や地形図をパソコンで見ることができます。しかも日本全国。
見慣れた地形図上に小さな点（桃色や緑色など）が表示されており、これをクリックすると古地図や航空写真が表示されるのです。
過去へタイムスリップできるのです！
