幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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風張峠と鶴峠

風張林道は麓からの標高差600m、平均勾配11.5%
ほぼ同じ値の明神峠は一度上ってこりましたが風張林道は三度目。
キツさを忘れさせる絶景があるからに他なりません。

http://yahoo.jp/D8i3HA

五日市から薄暗い檜原街道を役場で右折すると明るい農村になります。
左折して都民の森へ続く道よりも、こちらの方が断然好みです。


バスの終着、藤倉からは激坂の始まりです。
その代わりこんな素晴らしい景色にありつけます。
急斜面に点在する集落と高度感のある山並み。


そして傍らには馬頭観音
馬もこの激坂に鼻息荒く登ったのでしょうね。

道は延々とつま先上がり。
でんぐり返りしたらどこまでも止まりそうにありません。
ミカンやリンゴは落とさないように!


最後の集落を過ぎると木々の間を縫うような林道になります。
面白さはありませんが、途中の伐採地はとても見晴らしがいい。
浅間嶺が一望できます。
あの峰の上に古道があり、昔は人々が物資を馬に乗せて運んでいたんですね。


寒い季節は峠の少し手前で休憩するのがコツ。
休憩して冷えた身体で下りを迎えるのは寒過ぎますから。


今回から仲間入りした水玉ポーチ♪
中身はもちろんガスコンロです。BULIN BL100-B5
付属のハードケースよりも薄ぺったく収納できました。108円也。


満腹になったところで再スタート。
冷えた身体が温まったところで風張峠に到着です。
今日は真冬にもかかわらずロードが数名いました。気合い入ってますね。

奥多摩側へ下り、途中の展望台からはダムと背景の峰々が間近に見れます。
ここはイヌワシの撮影ポイントになっていて巨大望遠レンズが何台もセットされています。


湖畔へ下って帰途を悩んだ末、鶴峠経由にしました。
こちらも激坂なんですけど、鶴川沿いに下りたかったんです。
途中、気配を感じて見上げると松飾をした馬頭観音がありました。
馬の飼い主が手入れをしているのでしょうかね。


奥多摩は比較的暖かかったのですが、鶴峠の下りは寒い寒い。
日が山の陰に入ってしまい、日が当たっていたのは飯尾集落のほんの少しだけ。


棡原の手前で小休止して甘いパンを食べます。
農業協同組合の建物は青みがかっていていい感じです。
ちょうど腰掛けられるので休憩ポイントにしています。


夕暮れと追いかけっこ。
山を下るにつれて周りが明るくなりましたが、僅かに早く太陽が隠れてしまったり。


でも上野原のコンビニでは沈む前の夕日をたっぷり浴びて温まりました。

二つの激坂峠を越えて脚がぱんぱんでしたが、今日は帰りは好調でした。
久しぶりにサードウィンドの気持ちよさを感じつつ帰途につきました。

その他の写真
https://picasaweb.google.com/102022339073463920028/20150111#

走行距離 161km

07:05 出発
13:12 風張峠
14:41 鶴峠
18:50 帰宅