日曜の奥多摩山サイで見かけたハイカーは、
若い女性一人
若い男性二人組
若い女性一人
若い男性一人
計5名でした。
昨今、山ガールが増えるのと同調して若い男性も増えてきていると感じていましたが、今回は僕より年上のハイカーがいなかったことが印象的でした。
以前は山の中はおじさんオバサンが溢れていたんですけどね。若いハイカーが増えてとても喜ばしいことだと思います。
それと、全員ストックを持っていなかったこと、トレランでもなかったことも印象深かったです。
ストックの有効性は認めますが、ゆったり、のんびりと山を楽しむところではストック無しでいいと思うのです。
さて、稜線のルートから有間山への分岐点で昼食をとっていると、男性が一人登ってくるのに気が付きました。
しかし、彼は下を向いてGPSと睨めっこしながあらそのまま100mくらい歩いてきました。
僕の目の前まできたので、「こんにちは!」とご挨拶すると、「うわっ、ビックリしたぁ」と身体をビクつかせて驚きました。
アースカラーで保護色な僕に気が付かないのは分かるにしても、目の前に来ても気が付かないくらいGPSに気をとられているのです。
そして、「声をかけてくれて良かったです、これから有間山方面へ行くので」と。
GPSというのは現在地をかなりの精度で示してくれる便利なツールですが、せっかくの山で周りの景色も見ずにいるのはもったいない。
願わくば、紙の地図とルートファインディングで現在地を予測し、答え合わせとしてGPSを確認する、という使い方がいいですね。
そんなこんなを思った山サイでした。