幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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コッヘル新調

紹介する前に、まずは今までお世話になってきた往年のコッヘル。
以前にも日記に書きましたが、これです。
NEW TOP のアルミコッヘル。

30年前に購入したものですが、ここまで長く使ってこれたのは使い易かったからに他なりません。
13cm径のサイズがソロツーリングでは丁度いいのです。
小さいガス缶がなんとか入る(ちょっと蓋が膨らんでいますが)嵩があり、ボンカレーやレトルトご飯を丸めて入れて温めることができました。

使い込まれた道具は、愛着もありますし味があって絵になります。
しかし、今回新調することにしたのは、中の表面がキズだらけで健康的にどうなのよ、って感じるようになったからです。
長いあいだどうもありがとう!


新しいコッヘルですが、
最近の山用品店にはチタン製ばかりが目に付きます。
チタンは僕ら(古い)サイクリストにとっても特別な素材ですし、なにより軽量で錆ない金属の大様的な存在。

しかし、手に取ったり眺めているうちにチタンコッヘルの魅力が薄れてしまったんです。
独特な鉄色はチタンカラーとも呼ばれており、これまた自転車部品などに使われると、それだけで高級感が漂います。

でも、食べ物の器(うつわ)としてはどうなんだろう…
この暗い色の中に入ったご飯やお惣菜を思い浮かべたんです。
そう、美味しそうじゃない。

そしてもう一つ。チタンのコッヘルはぺらぺらなんです。
か弱い女性の握力でも(たぶん)簡単にたわみます。
安っぽいんです。値段はアルミの数倍ですが…

そしてそして、チタンは熱伝導効率が悪いく温まり難いんです。
熱いコーヒーを飲むカップとしては良いですが、食材を温めるには不向き。
注意しないと直ぐに焦げ付くらしいのです。

という訳でアルミ狙いで探しました! が、選択肢は極端に少なかったです。
選んだのはエバニューのアルミボールセット3
底の丸みが気に入った理由です。


???蓋が盛り上がっていますね (^^;
径ばかりに気をとられて嵩を見落としていました。
ガス缶を入れると蓋がまったく閉まらなかったので押し出し加工を成しました。

縦長のコッヘルはガス缶を入れる設計のものが多いですが、僕は浅いタイプのコッヘルが好みなんです。
浅型でガス缶が入るものって無いんですよね。どうしてなんでしょ。

持ち手も旧コッヘルと同じくビニール加工しました。


最後に蓋のガタつきを防止するために蓋の縁を凸加工。
これでパチンっと閉まります (^^)


こうして見ると、旧コッヘルはやっぱり使いやすかったんだなぁ。
嵩もそうだし、蓋の凸加工も最初からありましたし。
でもカスタマイズして愛着が出てきたので、これも長い付き合いになりそうです。