幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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コンフォート

シューズのインソールを注文しました。
周りからさんざん勧められても、それを欲しいと思えるようになるには何かしらきっかけが必要ですね。

今まで峠を含む150km超のサイクリングでは、後半になって必ず脚がパンパンになっていました。
乳酸が溜まるというのでしょうか。平地でも数キロごとに休まないと脚を動かせなくなってしまうのです。
しかし、その辛さを我慢してしばらくすると、少しずつ復活してきます。ランで言うところのサードウィンドという感覚。

それが最近何回かのサイクリングでは、辛さのピークがやってこないのです。
不調の波はくるのですが、以前ほどの辛さがないままサードウィンドに移行していきます。

速筋が遅筋に変わった?
いやいや、いっぱしのトレーニングを積んでいる訳でもありませんから、そんなことはないでしょう。
しいて言えば、シューズの中敷(インソール)を変えたことでしょうか。
単に寒いから厚手のフエルトが貼られたものに変えたのです。

夏に比べ、ニッカーホースも履いていますし、フエルトのインソールと相まってかなりソフトになっています。
これってもしかして…

「硬いシューズは脚にくる」というのは聞いたことがある人も多いと思います。
ランニングではシューズの作りもそうですが、昨今では走法自体も脚に負担の少ないものへと変化しているそうです。
今までは走る時には踵から着地するのが定説でしたが、つま先から着地することでショックを和らげるというもの。

分かり易いのは階段を下りる時や、その場でジャンプして着地する時。
踵から着地したら相当なショックを脚に受けることになりますよね。
猫のような軟らかさで地面に着地するとショックが少なく脚への負担が少ないです。

自転車に話しを戻しましょう。
ソールの硬いシューズで薄手のソックス、一体感のあるシューズでの漕ぎ出しは、自分の脚力が上がったように感じるものです。
でも、これは短い時間ならよいですが、丸一日走るような場合には、脚に負担が蓄積していくことになるでしょう。

軟らかめのインソールで、しかも足裏にフィットさせることで、脚へのショックを最小限にする。
最大パワーの伝達は若干劣ることになるでしょうが、長時間のサイクリングには有効なはず。
そういう考えから、インソールを買ってみることにしました。

さて、結果はいかに。