幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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ヤビツ峠

丹沢方面でヒルクライマーに人気のあるヤビツ峠ですが、この季節になるとさすがに少なくなります。
多くは秦野側を上り下りするのでツーリストなら宮ヶ瀬側がお勧め。

凍結の可能性がありますので、サイクリストばかりかマイカーやオートバイも数えるほどしか入ってきません。
しかも宮ヶ瀬からヤビツ峠までは17km超という長い道程。勾配も緩いのでのんびり静かな山域ツーリングを楽しめます。

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=9569b37c146b06345a6c6bb79e9c826e

自宅から町田街道を凡そ1時間。相原のパン屋「パンの木」で今日も朝食です。
保守的な性格の僕はいつもコロッケバーガー。イートインがあるので中で食べれますし、暖かいコーヒーは無料サービス!
最近ようやく顔を覚えてもらえたようです (^^)

新小倉橋を渡ると圏央道ICの大掛かりな工事が進んでいます。
これが完成するとこの近辺は様変わりすることでしょう。
根小屋方面へのバイパスも同時進行しています。

長竹から左折して鳥屋へ。
ここまで来て前に○名川さんに教えてもらったことを思い出しました。
鳥屋からは雪形が見られるのです。
今年の干支「馬」です。しかもただの馬ではなく跳ね馬です!

鳥屋からはメインルートを外れて集落内を散策。

地図を見ると細い路地が山を乗っ超えていますので、それを辿ります。

以外と開けた雰囲気のところで民家も結構ありました。

跳ね馬はここからが一番よく眺められました。

湖畔を回りこんで裏ヤビツ道へ入ります。
先ほどまで見えていた青空はどこえやら。暑い雲に覆われてしまいました。

緩い勾配と山深い雰囲気を楽しみながら進みます。
ふと谷底に目をやると家屋が見えました。こんな場所に…?
(帰宅して地形図を確認したらキャンプ場とのこと)

札掛を過ぎると勾配が増し、路肩には雪が見られるようになりました。
この道沿いにはもう集落はなく、山仕事用の家屋か観光用施設しかないのが淋しいです。

道程で一番勾配のキツイ区間を上り切ると「護摩屋敷の名水」です。
ここは富士見小屋の先代によって作られたそうです。
残念ながら富士見子屋はもう無くなってしまいまいたが、この水汲み場はこれからもずっと皆に親しまれてゆくことでしょうね。

菩提峠への分岐を過ぎると勾配は緩くなり、ほどなくしてヤビツ峠に到着。
この季節でもロード乗りが数人いました。
イカーの起点にもなっていて、山小屋風の売店とトイレがあります。
秦野から神奈中バスも上ってきます。秦野側からタイムアタックする時にはバスに追い越されないように時間を調整する必要があります。
以前アタックの最中に抜かれて失敗した経験があります (^^;

峠ピークには蓑毛からの登山道が来ています。石碑もありいい雰囲気。今日は下りませんが。

寒いのでトイレを済ませて早々に下ります。
秦野側は展望がよいのも有名です。三浦半島から江ノ島、真鶴半島、伊豆方面まで見渡せます。

このまま蓑毛方面へ下って菜の花台で昼食することも考えましたが、人目があって落ち着かないので表丹沢林道へ入りました。
菩提峠から菩提へ下る林道の交差点で腰を下ろしました。
今日のおかずは豚汁といわしの味噌煮、朝買ったクロワッサン。でも寒くて落ち着いて食べていられませんでした。

即効で食べて菩提へ下ります。
今日の装備はまだ真冬仕様ではないため足先と手先が凍えます。
菩提にある万屋で缶コーヒーを買って温まりました。ここは昔ながらの雰囲気が残るお店なんです。

地域にはまだ小さい子供がいるようですね (^^)

R246を寒くならない程度に力を入れて走り、帰宅しました。


走行距離:107km

08:10 出発
10:30 鳥屋
12:30 ヤビツ峠
13:55 菩提
14:25 帰宅