パスハンティングは人によって捉え方が様々なようですが、パスハンターを自認している人は総じて古道の峠越えを指しているようですね。僕もこれに同意します。
今日は上野原の北に位置する棡原(ゆずりはら)周辺の古道にある小さな峠へ行ってきました。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=939670a98673113fbd2a8703f6d4eafe
棡原から鶴峠へ向かう川沿いの道がありますが、昔の人達は水害による道の寸断を避けるために山沿いに道を作るのが常です。
西原(さいはら)までの点在する集落を山づたいに結ぶ西原古道へ分け入ります。
紅葉はちょうどいい具合に里山まで降りてきていました。
十文字峠の手前から通ってきた棡原方面が望めます。
峠は小さな切り通し。
ここから小棡までは等高線沿いにアップダウンする道になります。
ここは少し前まで畑だった場所。今はもう手が入っていないようです。
今週はずっと晴天が続いていたので落ち葉が乾燥してカサカサと気持ちいい。
そして石碑のあるお気に入りの場所へ。ここは小棡集落の入り口になっています。
後方からカブスカウトの子供達がガヤガヤとやってきたので、道端に腰掛けて見送りました。
小棡へ降り立つと、見事に紅葉した木々と山沿いの高度間ある風景が出迎えてくれました。
この景色に見とれてしまい、しばらく動くことができませんでした。
ちょうどお昼時。食事がてら1時間以上もここにいました。
出かける前の予定では、このあと墓村から御林峠を越えて和見へ抜けようと思っていたのですが、この景色で今日は満足です。
でもこのまま帰宅するには少し時間がありますので、古道伝いにもう一つ笠松峠を越えることにしました。
前回峠の向こう側が倒木で敗退せざるを得なかったのですが、その後の偵察で通れるようになっていましたから安心して進みます。
石の道標に導かれ
笠松峠に到着。
でも味気ない峠なので直ぐに下ります。
下りは踏み跡が薄く荒れていますが集落は近いです。
車道に降り立つとお土産が… (-.-)
振り返ると峠が直ぐそこに見てとれます。
藤尾も急斜面の高台の集落。
こうして見ると、川から離れた山沿いを通っていたのが分かりますね。
今日はここで下界へ降りて帰路につきました。
その他の写真
https://picasaweb.google.com/102022339073463920028/20131124#
走行距離:125km
07:20 出発
10:37 棡原
11:26 十文字峠
11:45 小棡
13:55 笠松峠
15:12 棡原
18:15 帰宅