幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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養沢-御岳山-金毘羅尾根

最近は何事においても究極的に特化したものが脚光をあびるようですね。
ロードレーサーはほぼプロ選手と同等の自転車。それに跨って走る心地は憧れの選手になり切れる楽しみも味わえます。
MTBもしかり。こちらは不整地の走破性を極限まで機材でカバーできるように作られ、性能の向上は無限に続くような気もします(ただし、変速装置だけは未だに外装)。


しかし、それぞれの方向に特化したものは、それ相応の遊びしかできません。
ロードレーサーでオフロードを走ることは楽しくありませんし、MTBで市街地の国道を走るのも、これまた楽しくありません。
本来のサイクリングは様々なシチュエーションに対して臨機応変に遊ぶというものだったと思います。


前置きが長くなりましたが日曜はまた30年前の回想コース。
走って担いで下ってきました。





当時は車載で行きましたが今日は自走。
平地基調の町田街道を快走し、高尾から五日市へのアップダウンも調子よく飛ばします。
小峰峠でパンクに見舞われ、大きめの穴で少し気になりましたが大丈夫でした。


五日市でコンビニに立ち寄り、スタートして直ぐに検問???
自転車は全員誘導されていました。
話しを聞くと、先日ロードバイクが下りで崖に落ちる事故があったそうな。
秋に国体を控えており地元では気が気じゃないんでしょうね。注意を促すキャンペーンでした。


さて、その先はペースを落としてのんびりと養沢沿いに上って行きます。





少し寄り道も。





今回、コースは覚えているんですが、見たものはまったく記憶にありません。
一つだけ覚えているのは担ぎ上げがキツかったこと (^^;


いくつか集落を過ぎ養沢に入って2/3くらいの所でダートとなりました。





数百メートルでしたがダートも走れるとは予想外に嬉しかったです。
そして車道の終点に近づくと急勾配となり押し歩き。
登山口は小広くなっており、ここで昼食としました。





登りは覚悟していましたが、やっぱりキツかったです。
初めから終わりまで凡そ40分自転車を背負いっぱなしでした。
昼を過ぎて下山者も増えてきて、皆さん驚きの表情でした (^^;


こちらの写真は30年前。登りつめた付近でのB氏。
中央左下から登ってきたのでしょうか… よく覚えていません。





こちらは今回の写真。
手前右下から登ってきました。





さて下りですが、しばらくは行楽客の多い御岳山頂付近を押して行きます。
あまりにも人が多く場違いですが、我慢がまん。
商店の並んだ道の突き当りに 日の出山→ を発見しました。





さっきまでの人の数が嘘のように静かな小径が続いています。
五日市まで11km。関東屈指の山下りコースです。





山下りではハイカーとのトラブルに気をつけなければなりません。
しかし今回のルートはメジャーですが、その長さゆえハイカーには人気がないようです。
結局登山道が終わるまで3組5人のハイカーにしか出会いませんでした。


道は総じて急勾配はなく、時おり現れる岩と木の根に注意すればお気楽コース。
こちらで気分を味わってください。


http://www.youtube.com/watch?v=bC49zUyaJYE


走って担いで下る。
どの場面でもそこそこの性能を発揮できるパーツと自転車。
オールマイティーな自転車遊びも楽しいものです (^^)


走行距離:109km


コース
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=bdfed5184424221599315b7de5c8c55e


写真
https://picasaweb.google.com/102022339073463920028/20130609#


07:30 出発
09:43 小峰峠
10:40 五日市
13:16 御岳山
15:40 五日市
18:25 帰宅