まずは各パーツを確認。
工具はニップル回しと糸とセロテープ。
あとホイールをセットできるフレーム。
綾取りをしたらセロテープで固定します。
32穴、6本組み3交差、井上式(イタリアン)。
後ろは4本組み2交差。
そしてリム穴に通してニップルで仮留め。
テープで留めた状態で組むメリットは、ハブのロゴとリムのロゴの位置を好きに合わせられること。
趣味ですからこういうところは拘りたいものです。
ALFINEの外側のフランジ穴は一番ストレスの掛かる部位。
以前自分のホイールを組んだ時の経験から、ここの当たりを良くするとスポークが折れ難くなります。
振れ取りはフレームにセットして、ブレーキ付近でリムに爪を当てて行います。
縦振れから行うのは定説通り。
最近のリムは精度良く出来ているので、ニップルを均等に締めて行くだけで大きな振れはありません。
センター出しは糸を張って行います。
リムのブレーキ面に当てて対角線の交点が同じ位置に来ればセンターが出ていることになります。
フロントは左右の張り具合を調整することなくピタリと合いました。
スポークのテンションはアバウト。
自分のホイールと比べて、後は使う人の体重によって気持ち調整するくらいです。
初期伸びがありますから、それも適当に考慮。
完組ホイールはスポーク数が少ないのでテンションを高くする必要がありますが、32とか36本で組むホイールはそこまで高くしなくても大丈夫です。
凡そ3時間半で完成。
今回スポークは星の#15x#16バテッドにしましたが、昔とは形が変わっていました。
段の部分に滑らかさがありません。頭はHマークに。
昔の☆マーク
トレードマークだったのになぁ…
追伸
友達から助言を頂いて調べたところ、Hと☆とではステンレスの材質が異なるそうです。
こちらのホームページで詳しく解説しています。
http://pass13.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
持っている☆,H,DTで調べたところ、磁力はこのホームページの通りでした。この3種ではHが一番折れにくいということです。