上野原北部の鶴川に沿ってつけられた西原古道。
前回概ね走破したのですが、一つだけ残していた笠松峠へ行ってきました。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=1fc4a156b7611091e1b9ccc61c06316c
◆十文字峠
笠松峠だけではあっさり超えてしまいそうだったので十文字峠とセットにしました。
十文字峠は、峠よりもその先にある小棡の入口にある石碑の佇まいが魅力的。
小棡集落へ入って一旦くだり、沢を越えて上り返すと通ってきた峠が見渡せます。
右手の鞍部が十文字峠。左手奥の青っぽい民家の右肩が上の写真の場所です。
◆笠松峠
笠松峠への道は古道らしく石碑が所々にあり、道の窪み具合が当時の馬を使った往来を伺わせます。
上部へ進むにつれて道幅は狭くなりますが、しっかりした道が続いています。
峠はいまひとつぱっとしないところでした。石碑も道標も何にも無し。
◆敗退
下りは登って来た道とは対照的に踏み後が薄い。
薄暗い植林帯の九十九折れを下って行くと前方がなぜか明るくなっています。
なんと、かなりの数の木がなぎ倒されていました。先日の台風でしょうかね。
10mくらい空身で偵察しましたが、道らしきものは一切確認できません。あったとしてもここを自転車で通過するのは至難の業。
あえなく引き返すことにしました。
同じ道を引き返すのはナントも面白くないものですが、来る時に気がつかなかった古い石の道標を見つけてニンマリ。
そしてお昼寝ポイントを見つけて遅い昼食にしました。
1時間くらいごろごろしましたが蟻がくすぐったくて寝付けず (-.-)
しかたなく帰途につきました。
その他の写真
https://picasaweb.google.com/102022339073463920028/20120630#
走行距離:123.32km
08:00 出発
11:53 十文字峠
13:09 笠松峠
15:11 帰途
19:04 帰宅