幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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巌道峠でタイムスリップ

昨日も眠い目を擦りつつ、どこ行こ。と悩むこと小一時間。
前日に決めるのですから、初めての山へ入るのは無理なので、オンロードということになります。
で、巌道峠へ行ってみるか。
距離的に物足らないので、相模湖経由で葛原(とずらはら)から入ることにしました。
ルート
http://yahoo.jp/LbFf1
葛原は山に囲まれた台地にあり好きなところです。

真っ暗な金山トンネル(旧)を抜けて秋山へ入ります。
巌道峠へそのまま行くのではなく秋山集落を見ていくのが定番。

案寺沢川に沿って上ってゆくと集落が点在した日本らしい農村風景が広がっています。

数週間前に振ったドカ雪が日陰部分に多く残っており、押して歩くことで上りの疲れも落ち着きます。

峠に差し掛かると先客が。近づくにつれ…
フロントバッグにサドルバッグ、マッドガード。ん? オールランダーバーにザックの姿も。足元は軽登山靴。
なんとここで正統派ツーリスト、それにパスハンターに出会えるとは!
しかも自転車や装備は古き良き時代そのままです。
先方もツーリング先で他のツーリストに出会うことは稀なようで、ビックリするやら嬉しいやらで、話しが弾みます。

「失礼ですが山サイ研の方ですか?」
『あぁ、最近はやっていないなぁ』
「え、僕も昔入っていたんです」
「すみません、お名前伺っても…」
『荒○と申します』

なんと当時NewCycling誌に幾度となく登場していた人物です。
今回のツーリングはACF(アルプスサイクルフレンズ)の新年会で、笹子から黒野田林道(雪)を走って道志で一泊、巌道峠を越えて上野原までだそうです。

「佐○川さんとは最近仲良くさせてもらっているんです」
『ずいぶん会ってないなぁ、まだ現役なんですか?』
「もちろんです。毎週のように走っていますよ」

お互いに名残惜しかったのですが、先があるのでお別れ。
「またどこかでお会いしましょう!」
毎週のようにツーリングしていると、こういう出会いもあるのですね。興奮興奮。

分かれてから遅い昼食をとり、風をよけた陽だまりで30分ばかり横になりました。

帰りもずっと嬉しさでウキウキ状態でした。
こういう偶然の出会いっていいなぁ。
その他の写真
https://picasaweb.google.com/102022339073463920028/20120212

走行距離:119.23km
07:50 出発
11:20 秋山
13:15 巌道峠
18:10 帰宅