幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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多摩丘陵散策

日曜は天気は上々、しかし花粉も多し (T_T)
鼻をずるずるしながら小山田 - 小野路 -
黒川を散策してきました。
そう、ちょうどロードのトレーニングとして使われる尾根幹の南に位置する地域です。

小山田町には鶴見川の源流の泉があります。
地下からこんこんと湧き出る水は透き通り、小さな池となり、あふれ、小川から大きな流れへと続きます。

この付近の谷戸は小広く明るい雰囲気です。
谷戸の先から小高い尾根筋へ上れる道を選んで、そしてまた別の谷戸へ下っていきます。
そんなこんなを繰り返し、次の地域へと進んでいきました。


ゴルフ場の中の小道を下っていくと小山田緑地
散策用に道が整備されていたり、ベンチがあったり。春の日差しをあびてここで昼食にしました。


小野路へ抜ける「奈良ばい」という谷戸があります。
ここは地域のボランティアが再生化を行っており、田んぼや炭焼きを行い、季節毎に催しものも行なわれているようです。

未だ舗装ではなく土道を押して歩きました。
乗れない坂ではありませんが、あえて漕がずにのんびりと土の感触を味わうのもオツなもの。


小野路はかつて宿場もあったそうです。今でもその雰囲気は残っており、細い直線道路の脇には小川を隔てて雰囲気のよい民家が軒を連ねています。

この一帯は鎌倉古道が残ることでも知られているそうです。
鎌倉古道は独特な掘割状遺構が有名ですが、きちんと寸法が定められているんだそうです。これは知りませんでした。

http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/kyouken/kamakura/nozuta/index.html


一旦尾根幹へ上がり、といっても更に尾根側の細い道をジグザグに進み、何度目かわからなくなりましたが、谷戸へ下ります。
現在地を見失い、地図と付近を睨めっこ。
谷戸の入口付近をなぞるように隣の谷戸の入口へ、三つ目くらいでようやく地図と風景が合致しました
(^^;

立派な汁守神社があります。

しかし、今回はスルー。
小腹がへったので近くのケーキ屋で甘いものなど珍しく食してみました。

多摩丘陵はまだまだ知らない道や歴史がたくさんあります。
また次回にとっておこうと思います。