幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

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魔法の紐







今日はテスト走行で三浦半島を一周ファストラン。

天気は快晴。暖かく風も弱く絶好のサイクリング日和でした。



コース:R16-横浜-鎌倉-三崎口-剣崎-観音崎-R16-横浜

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=0b865ac61a619d6e23b988bb6046b6f





装着写真






これは腰の位置が後方へ逃げないようにすることでパワーの伝達効率を上げるものです。



1987の世界選手権100kmTTでイタリアチームが用いて優勝しています。

また、同年のトライアスロンでスコットモリーナの優勝にも貢献しました。



この時用いたものは「ヘッドスピードベルト」という名で製品化され、シクロウネ(3RENSHO)で販売していましたが、殆ど使われなかったようです。話題に上ったこともありませんでした。



その後の噂では、競技では使えなくなったような… はっきりとは分かりません。



僕が作ったものはこの製品のコピーではありません!

ヘッドスピードベルトは2点支持(1本紐)ですが、僕のものは3点支持(2本紐)で、更にヘッド側はDカンを用いることで紐が自由に動くようにしてあります。これによって使用感が格段によくなっています。実用新案申請中(?)



前置きが長くなってスミマセン (^^;



「魔法の紐」は数年前までよく使っていたのですが、貧脚に使ったのではあまりにもヘタレなので封印していました。

あと、なんだか ずる してるみたいだし、ドーピングのようにも思えたので…



というのも、これを使うと、



確 実 に 巡航速度が 2km/h はアップするからです。

(乗り方やポジションによります)



しかし、ここにはマジック隠されています。

いくら「魔法の紐」を使ったとしても、自分の脚の筋力がアップする訳ではないということ。

力を引き出せても、確実に筋力を消費し、心肺にも負担が掛かるのです。

それが今回はっきりと分かりました。



前半での平地走行は予想通りのスピードアップが感じられ、ギアも1段重いものを踏めました。

1〜2km続く上りでも、もちろん効果はバッチリです。



けれど、それとは裏腹に平地なのに心肺に負担が掛かっている感じで、発汗も多く水分も余計にとることになりました。



以前は「魔法の紐」を使うと太腿の前側に局所的な疲労を感じていたのですが、今回はそれ程ではありませんでした。

142kmを走り終えた疲労感はいつもと大差ありませんでしたので、ロングにも十分使えることが分かりました。