幅員5.5m未満をゆく

自転車とサイクリングの日記です。

幅員5.5m未満をゆく

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尺里峠-湘南

秋分の日、早速New自転車の長男と走ってきました。
「広い道が好き、町田街道は嫌い。」ということなので、快走区間を多めに西へ向かうルートを選びました。


ルート 124.3km △1,488m
クリックするとRWGPSでZoomできるようになります。


サイクリングで相手との距離感って絶妙だと思っています。常に面と向かっているわけではありませんし、信号停車の度に話しをするわけでもありません。でも走行中はお互いを意識しています。何かネタがあれば話す程度の距離感がとても心地いいんです。


前回一緒に走って僕よりも自転車の体力があることが分かったので、まったく手加減せずに走れます。厚木まではR246を避けて細道です。全てを息子に合わせて大通りでは僕がつまらないですからね。


善波峠を久しぶりにR246で上りました。こういう道だとどうしても必要以上に力を入れてしまい、トンネル手前で時速15kmはキツかった。


渋沢を過ぎたところのコンビニで休憩し山方面へ入り、三廻部からゴルフ場横の中山峠を越えます。
「細い道なのに車が結構くるね」と息子。
『皆ここ(乗馬施設)に来るのかもね』


寄へ下って虫沢を上っていきます。またカーブミラーがあったので記念撮影。


『ほら、さっきのゴルフ場が見えるよ』
「ほんとだ~」


たわいのない会話でも、普段は家であまりしゃべらないので嬉しいです。


息も切らさずにじわじわと先行していきます。


数年前に一緒に走っていた頃は、最初に連れて行ったヤビツ峠だけ僕が先行しましたが、それは息子の自転車がまだ無く、初代ケルビムパスハンターのハンデがあったから。自転車が完成して以降は常に僕より先行していました。


尺里峠(ひさりとうげ)に到着。
『峠は越えた先の集落の名前で呼ぶことが多いんだよ』
『今来た麓は虫沢だから、逆から上る場合は虫沢峠』
「ふ~ん」


『200mくらいダートだよ』 実際は500mくらいかな。


「学校?」
『昔あった小学校』
『この辺りは山の上の集落なんだ。珍しいんだよ』


『ここは神奈川のラルプデュエズ!』
「九十九折り?」 ロードレース好きな息子には通じます。


尺里へ下り松田へ移動してお昼ご飯です。
僕は味噌ラーメン。久しぶりのラーメンです。麺が柔らかめで美味しかったです。


息子はチャーシュー麺。ボリュームのあるチャーシューに大満足していました。僕の方にもこのチャーシュー一枚分くらい、ぶつ切りで入っていました。


県道を国府津へ向けて快走移動し、後半に山側へ入っていきます。小田原の向こうに真鶴半島、右手には箱根から足柄方面まで見渡せます。


尾根まで上って農園道へ入ります。息子にはちょっと我慢してもらいます。
秘密基地にはオーナー?が来ている様子でした。


「あ、海ーっ!」 息子にもここのビューポイントは気持ちよく感じた様子。


「江の島はどこ?」
『背景に紛れちゃって分からないね』
湘南平はあそこらへんだよ』(先日一人で行ったらしい)


海へ向かってダイブするような下りを前に、
『ブレーキ大丈夫?』
「うん、大丈夫!」
急坂過ぎて豪快に下ることはできず、海を眺めながらゆっくり下りました。

R1へ出て徐々にスピードを上げていきます。運良く追い風。
しばらくすると後方からロード集団が追い上げてきたので、更にペースアップ。
信号待ちで追いつかれましたが、再び引き離します。息子も頑張ってついてきます。

R134になってからも高速巡行。時速35km前後でしたが、この日は速いロードはいませんでした。R1で後方にいたロード集団が、見え隠れしていましたが抜かされることなく、この日は負けなし (^^;
コンビニ休憩してから藤沢方面へ離脱しました。

境川CRは先日一人で走ったそうなので、湧水池付近で境川を横切って環状4号で帰路につきました。広い道が好きだって言うので。

ほどよい峠あり、ラーメンあり、絶景あり、快走あり、満足してくれたかな?

 

新しい自転車の不満が出てきました。
・バーコンが使い難い
・バックミラーが見え難い


07:40 出発
09:38 善波峠
11:20 虫沢
11:54 尺里峠
12:50 松田
14:10 国府津
17:08 帰宅